トイレでバリアフリー

2017.04.11

最近、駅や空港などの公共施設でバリアフリー化が加速しているのを感じる。
おそらく、2020年の東京オリンピック・パラリンピック、特にパラリンピックを意識してのことだと思う。

最近、とある都心の地下鉄の駅でのこと。
改装されたらしい真新しいトイレが「だれでもトイレ」「ユニバーサルトイレ」「多目的トイレ」と呼ばれるものだった。
ここまでは珍しくないが、普通に見られる男子用・女子用トイレとの併設ではなく、周囲を見回してもそのトイレしかない。
というわけで、初めてそれを使用してみた。

ボタン式で引き戸が開き、閉じるボタンを押すまで開いたまま。
内側から閉じれば、それだけで施錠される。
車いすでも楽々方向が変えられるスペースに、オストメイト対応設備やベビーチェア、オムツ替えシートなどが付いている。

実はあらゆる障害に対応するトイレを作るのは非常に難しいらしく現状の「だれでもトイレ」がパーフェクトなわけではない。
また、通常のトイレより広くて快適なので、長時間占拠する人が出てきたりして、本当に必要な人が使えないという問題もあるのだそうだ。

しかし、スペース的に限られた数のトイレしか設置できない場合や、わかりやすくアクセスしやすい場所には、こちらを優先設置するのが良いのではないか。

「だれでもトイレ」を特別ではなく、スタンダードにするのである。
赤ちゃんのオムツを替えるのは女性とは限らないしLGBTの人にも抵抗なく使えるはずだ。
もちろん、必要度の高い人に譲るというマナーが大事なのはいうまでもない。



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