梅仕事(うめしごと)

2017.06.29

梅雨である。
今年の関東は雨が少なく、夏の水不足が懸念されるが、九州・四国方面では豪雨の心配。
最近の季節はなかなか昔のように穏やかには巡ってくれない。
梅雨という言葉はもともと中国から伝来したそうで、それに日本で「つゆ」という呼び方を当てたのだという。

この季節には、梅酒や梅干し、梅シロップなどなど、いわゆる「梅仕事」に励む人も多い。
梅の酸っぱさは紀元前から料理に活用されており、塩とともに最古の調味料なのだそうだ。
梅干しを作る副産物の、梅酢や赤紫蘇漬けも長く食卓を彩ってくれる。
いかに梅が日本の食生活に根づいているかがわかる。

しかも梅にはクエン酸が多く含まれていて、「食欲」をそそり暑い夏を乗り切る助けになる。
さらに好みの味の加減ができるのが手作りの良いところだ。
まさに「塩梅(あんばい)」である。

梅と言えば、2009年に青梅市で梅の木がプラムポックスウィルスに感染し、見事な梅林が全て焼却処分にあった。
バラ科植物一般に感染する厄介なウイルスで、防除には感染した木を焼却してしまうしか手立てがないらしい。
感染リスクがなくなったとして、昨年2016年秋から植樹が開始された。
第一弾はJR東日本が三鷹車両センターで育てて寄付したもの。
4年かけてさらに植樹を進めて再生させる予定だという。

http://mainichi.jp/articles/20170312/k00/00e/040/159000c




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