冬来りなば、春遠からじ

2017.12.01

紅葉が日に日に濃くなり、園芸家としては、草取りに追われる代わりに落ち葉掃きの季節を迎えた。
今年は気が早い寒気が何度か真冬並みの気温をもたらした。
まもなく本格的な冬がやってくる。

晩秋から冬にかけて園芸家は何も動かないように見える。
が、春に向けて土作りをし、種や苗を準備したり、と忙しく心楽しい日々なのである。
この時期の準備が、来年春からの成果につながるが、それはビジネスと酷似している。

さて、庭のような規模とはいかないものの、植物を室内で育てるのもこの時期の楽しみである。
クリスマスを前に、園芸店も色とりどりの鉢植えで賑わっている。
ふとガーデン用品を扱うショップの店先を見ると、「プランツ・ビュッフェ」と銘打ってキッチンガーデン用寄せ植えの苗を販売していた。

ハーブ類や、レタスなど育てやすい葉物野菜が中心である。
好みのセットをキッチンの隅で育てておけば、食卓のちょっとした彩りに便利そうだ。
うまく育てれば、冬の間も採りたて野菜のサラダが楽しめる。
そうこうしているうちに、待ち遠しい春が巡ってくるのだろう。



戻る