SOHO社長の体験記

一人ひとりが独立すれば、地域の力も向上する 

「みたか身の丈起業塾」は、2010年7月に第1期がスタート、2011年6月14日から第5期がスタートする。第1期から第4期まで131名が修了。
 

- 起業する方には、どんなアドバイスを?


河瀬
まずは初期投資をなるべくかけないこと。次に、事業計画でお金の目安をしっかりと具体化すること。そして、事業テーマを明確にすることも大きな課題です。とことん突き詰めて掘りさげて、推論を幾重にも積み重ねるうちに発酵してくるものが必ずあります。

- ビジョンや目標を明確にすることが大切なのですね。


河瀬 そして、何よりも重要なのは独立精神です。特に会社員だった人は、組織で動くことに慣れていますが、起業したら組織に頼ることはできません。自分で考え、自分で行動し、道を切り開いていくという独立精神は不可欠です。

- なるほど、自立しなくちゃいけないのですね。


河瀬 一人ひとりが独立して事業を成り立たせることができて、はじめて連携もうまくいく。頼り合ってばかりでは、共倒れになってしまいます。実力のある自立したSOHOがたくさんできて、プロジェクト型で事業ができるようになることが理想です。

- 現在パイロットオフィスに入居しているSOHO事業者は約120社ですが、プロジェクト型は可能ですか?


河瀬 まだ充分とは言えません。例えば、あるプロジェクトチームを作りたいとして、午前中にぐるりとオフィスを回れば概算で見積りができてしまう状況になるには、あと一桁、増える必要があるでしょう。独立したSOHOが増えれば、地域全体の競争力も高まるということです。





プロフィール

河瀬謙一さん 
[ SOHO CITY みたかフォーラム理事長 ]


印刷会社などの会社員生活を経て1990年に独立。SOHO CITY みたかフォーラム理事長、地域SNSポキネット運営委員会会長、みたか身の丈起業塾副塾長、アナログ・デジタルコンテンツ制作会社(有)ビッツ&カンパニー代表取締役。 1997年から『SOHO CITY みたか構想』に基づいたSOHO集積に関わり、コーディネイター役を続けている。

(取材:安田)