SOHO社長の体験記

三鷹には、SOHOが成長できる土壌がある 

「みたか身の丈起業塾」の塾生は、「起業支援センター」で前田塾長や河瀬副塾長に相談したり、塾生同士で交流したりできる。
 

- 『SOHOベンチャーカレッジ』も『みたか身の丈起業塾』も大人気です。


河瀬
起業や事業に関する本はたくさん出ているけど、現実に「自分はどうする?」となると、どうしていいか分からない。業種や環境が違うとそのまま適用できないからです。だから、実際に講座で学び、事業計画の立て方を具体的かつ個別に指導してもらいたいと考える人がたくさんいるのです。

- 三鷹を中心とする地域は、SOHOに適しているのでしょうか?


河瀬 山手線内の都心には大マーケットがあり、三鷹周辺には都心で働いている多くのサラリーマンも住んでいます。だからビジネスチャンスも多く、人もお金も高密度なのです。例えば、合計で数十万人の人口だったら、マーケット規模としてSOHOの集積はしにくいです。

- 東京近郊だからこその利点があるということですね。でも、それだけに競争も激しいのでは?


河瀬 何が上手くいくのかは、具体的にやってみなければ分かりません(笑)。物も事も溢れていて、既存の商品やサービスは大手企業が押さえています。だからSOHOは、大きな資本が必要な事業はやらなくていい。個別の技術やデザインや発想がキーになりますから、個性を磨くことをまず考えましょう。

- 他の地方や地域でのSOHO事業と比べても、三鷹は活気があると聞きました。


河瀬 各地の事例をこれまで見てきましたが、やはりSOHO集団として一番元気があるのは三鷹です。その理由は、東京都心の大市場を近くに控えているので血の巡りがいいこと、そしてSOHO仲間の間で顔見知りが多いことだと思います。

- たしかに、『三鷹SOHO倶楽部』のゆるやかなつながりで、私も顔見知りを増やさせていただいています(笑)。


河瀬 この地域には、もともと都心から緑を求めて来た知識人も多くて、草の根の市民活動も活発です。そういう土壌があって、種が芽生え、育っているんだと僕は感じています。

<了>
 




プロフィール

河瀬謙一さん 
[ SOHO CITY みたかフォーラム理事長 ]


印刷会社などの会社員生活を経て1990年に独立。SOHO CITY みたかフォーラム理事長、地域SNSポキネット運営委員会会長、みたか身の丈起業塾副塾長、アナログ・デジタルコンテンツ制作会社(有)ビッツ&カンパニー代表取締役。 1997年から『SOHO CITY みたか構想』に基づいたSOHO集積に関わり、コーディネイター役を続けている。

(取材:安田)