SOHO社長の体験記

『みたか身の丈起業塾』はSOHO支援12年の結晶 

『みたか身の丈起業塾』の修了者は、起業支援センターで森屋さんをはじめ、塾長や副塾長にも気軽に相談できる。
 

- 1年半ほど起業塾に携わってみて、三鷹の起業環境をどうご覧になっていますか?


森屋
なんといっても、SOHO支援を10数年前から行なっており、その結果SOHO事業者のネットワークが多面的にできていることが特長だと思います。また、核となる人たち同士がつながって、立体的になってきている感じがします。

- それは他の地域にはないのですか?


森屋 そうですね。『三鷹SOHO倶楽部』のゆるやかな集いがあったり、『シニアSOHO普及サロン』がシニアの地域ビジネス参加のプラットフォームをつくっていたり、『子育てコンビニ』が子育てや母親の自己実現をサポートしたり、さまざまな活動があって、それがどこかしらで繋がっている。それが三鷹独自の広がりですね。

- 12年のバックグランドは大きいということですね。


森屋 八王子には『サイバーシルクロード八王子』という組織があります。こちらは商工会議所と市が連携して産業振興・支援に取り組んでいるもので、SOHO支援を始めいろいろな支援をしていますが、株式会社まちづくり三鷹のように第三セクターがSOHOをバックアップしているケースは、他では聞かないですね。

- 行政が間接的に関わる距離感にも特徴があるのですね?


森屋 はい。身の丈プロジェクトの助成金申請にも現れていると思います。これだけの内容を、助成が公示されてから短期間でまとめ上げて申請し、実施事業者に選定されたのです。もちろん、その背景に実績があるから通るのですね。塾長の前田隆正さんは、2003年から特定非営利活動団体 三鷹ネットワーク大学で『SOHOベンチャーカレッジ』の塾長をされていて、起業プログラムの基礎はすでにできていたのです。そんな背景があって、春に事業の選定が決定し、7月には第1期をスタートしてしまうという早業が可能だったのです。





プロフィール

森屋一訓さん 
[ 株式会社まちづくり三鷹 起業支援センター ]


森屋一訓さん 多摩信用金庫で多摩地域の中小企業担当を長年務め、2010年6月から内閣府助成事業の『みたか身の丈起業塾』の運営のために(株)まちづくり三鷹に出向。1期から5期までの塾生のサポートに奔走し、現在、修了生の起業支援に注力。2012年3月に多摩信にお戻りの予定。

(取材:安田)