SOHO社長の体験記

器より、中身が大事! 

多摩信用金庫の企業担当としての長年のキャリアがあるので、いろいろな業種の事情に精通している森屋さん。
 

- ソーシャルビジネス、コミュニティビジネスという概念は、比較的最近になって登場しましたが、10年ほど前から試行錯誤されているNPOの動きとも重なりますか?


森屋
NPOというのは組織の形態で、法的にも社会的にも整った体制ができますが、その一方で制約が多くて動きにくくなる面もあります。塾生の方々の多くは、「きちんとした組織なら一般社団法人でも株式会社でもいい」と考えているようでした。

- 器よりも内容が重要ということですね。


森屋 自分がどんな事業をしたいのか、どうやって社会に貢献したいのかが重要で、その内容にNPOという組織体制が合うならそれでもいい。ただし、経営にしばりがあるため、その枠の外で活動を展開する人も多く出てきています。ですから、器よりも「何をやるか」を優先し、それにあった体制をじっくり探るようになっています。

- とすると、SOHOという小規模事業の器でのソーシャルビジネスもありえるわけですよね?


森屋 もちろんです。SOHOというのは、規模やオフィスの場所によって分類されるもので、ソーシャルビジネスを事業とすることも充分できます。





プロフィール

森屋一訓さん 
[ 株式会社まちづくり三鷹 起業支援センター ]


森屋一訓さん 多摩信用金庫で多摩地域の中小企業担当を長年務め、2010年6月から内閣府助成事業の『みたか身の丈起業塾』の運営のために(株)まちづくり三鷹に出向。1期から5期までの塾生のサポートに奔走し、現在、修了生の起業支援に注力。2012年3月に多摩信にお戻りの予定。

(取材:安田)