SOHO社長の体験記

会社員として長年育てたビジネスで独立 

株式会社イーエス技研のオフィスで、パソコンに向かう古谷さん
 

- 古谷さんは、前職でのご経験をそのまま活かして起業なさったと伺っております。そのあたりの経緯をお聞かせいただけますか。


古谷
私は横河電機の子会社である横河総合研究所で、環境と安全規格適合のコンサルティングおよび規格認証ビジネスに従事し、10年間携わってきました。ところが、2003年の3月に会社都合で規格認証ビジネスの営業活動を停止することになり、横河総研は解散、社員はみな横河電機本社に戻ることになったのです。
私はもう定年が近かったし、10年間にせっかく築いた仕組みやノウハウを引き継ぎ、さらに改善することで、自分で会社を作れないかと考え始めました。
コンサルティングは楽をして儲かる仕事ではないけれど、適正な売り上げと利益が確保できるビジネスを構築しよう、そして働くことで自分を成長させることに生きがいを感じる人たちが生涯働ける環境を作りたいというのが、会社設立の動機でした。

-SOHOパイロットオフィスに事務所を開設されるまで1年ほどの準備期間を置かれていますね。


古谷
約半年かけて新会社の設立準備をし、2003年の10月に有限会社イーエス技研を設立しました。
さらにそれからの半年を新会社の仕組みを構築する準備期間に当てて、翌年の3月に横河電機を退職し、4月からSOHOパイロットオフィスに事務所を置いて正式に営業活動を開始しました。

 
<1P>




プロフィール

古谷隆志さん 
[ 株式会社イーエス技研 代表取締役 ]

古谷隆志さん 東京都日野市生まれ。早稲田大学修士課程終了後、1972年10月に横河電機に入社。1993年に横河総合研究所に出向し、環境と安全規制適合のためのビジネスの立ち上げに参画する。2003年3月の横河総合研究所の解散を機に同ビジネスでの起業を模索し、イーエス技研を設立。2005年には株式会社に組織変更。現在に至る。

(取材:萩谷)