SOHO社長の体験記

地域のIT化実験も、「かわら版」で情報共有 

ぶんしん出版は、『戦争の記憶を武蔵野にたずねて』『井の頭公園*まるごとガイドブック』『懐かしの吉祥寺昭和29・40年』『太宰マップ』など、地域の文化や歴史に関する書籍やマップも発行。
 

- SOHO支援の元をたどると、日本電信電話公社(現NTT)が三鷹市内に光ファイバーを引いて1984年から3年間実施した「INS(Information Network System)実験」に至ると前田さんからうかがいました。川井さんも関係されていたのですか?


川井
そうそう、そのときも『INS市民の会』というグループをつくって、『INSかわら版』というミニコミ誌を作ったんですよ(笑)。

- またまたミニコミ誌ですか(笑)。


川井
1984年から1987年まで月刊で出しました。

- どんな内容で?


川井
まだ家庭用のパソコンが普及していなかった時代で、期間限定で『デジタルキャプテン』とか『テレビ電話』のような端末を市民のモニターが試用したんですね。そこで、実際に試用してみての市民の声を集めた「かわら版」を作ったのです。

- 反響は?


川井
よかったですよ。特に企業には好評でした。ユーザーの実際の反応は企業にとって貴重ですからね。あとで全部合本して1万円で販売したものもよく売れました。その収益で、メンバーみんなで温泉に行きました(笑)。





プロフィール

川井信良さん 
[ 株式会社 文伸/NPO法人むさしのみたか市民テレビ局理事 ]

川井信良さん 来年2012年に創業50周年を迎える株式会社文伸の代表取締役社長。三鷹を拠点に、広報誌・パンフレットなどの印刷物、地域の出版物、web制作事業を展開。NPO法人むさしのみたか市民テレビ局理事、NPO法人みたか都市観光協会理事、三鷹商工会広報・情報化委員会委員長なども務める。

(取材・安田)