SOHO社長の体験記

人の輪に支えられてこそ、できたチャレンジ 

新しいバージョンのドライフルーツ「きになるフルーツ」。残念ながら、現時点(2011年12月)では品切れ中。
 

- どの段階が起業なのか、朝田さんの場合は難しいですね。


朝田
そうですね。干しリンゴの場合、どうやって売るかというのを考える前に売れてしまいましたから。 自治体から、まちづくりの調査などで受託することもあったので、NPOを立ち上げたときに、「風土.com」という法人も、ほぼ同時に設立していました。思いがけず商品ができて、その会社で販売もするようになるとは思っていませんでした。 その後も借金はないし、せいぜい自分たちの持ち出し程度で済んでいます。そのかわり、会社がものすごく大きくなるということもありませんが(笑)。

- これから起業する人へアドバイスするとしたら?


朝田
私はあまり他のビジネスを知らないのですが、やはり、他の人がやっていないこと、他所にはないもの、つまりオリジナリティこそがビジネスの基本中の基本でしょう。  私の場合、取材を通して当時の食と農のトップレベルの人たちと知り合い、つながりができていたことが大きかったです。事業は打ち切りになっても人の輪は残りますから、とても筋のよい流れに乗って走り続けることができました。  たまたま私たちはわりに時代の先を走ってきましたが、今は特産品もおしゃれな品がたくさん出てきて、みんな似たり寄ったりに見えてきていますよね。 最初であること、いちばんであること、まれであることは、特に重要だと思います。





プロフィール

朝田くに子さん 
[ 株式会社風土倶楽部 代表取締役 ]

NPOローカル・ジャンクション21の活動から生まれた株式会社風土倶楽部の代表取締役として、日本の食と農をテーマにスモール&スロービジネスを推進中。2005年から運営してきた東京はちみつクラブは、みつばち百花に名称を変更。NPO法人となり、みつばち百花プロジェクトを展開している。

(取材:萩谷)