SOHO社長の体験記

三鷹のSOHOによる講義がマニュアル本のベースに 

三鷹のSOHO社長たちとランチ
 

- “このご本はベンチャーカレッジのカリキュラムをもとにしているというお話ですが。


前田
そうです。それも三鷹のSOHOを立ち上げた社長を講師にしてカリキュラムを組もうと考えました。お金の話だけは専門家に頼もうと、「たましん(多摩信用金庫)」と市役所の経済課の人に半分ずつ講義をお願いしました。 最初は特許についても話せる人がいなかったので、経営コンサルタント協会から来てもらっていましたが、そのうちベンチャーカレッジの受講生だったABYZsの沢田さん*1 が日本とアメリカで特許を出願したというので、特許についての講師をお願いしたのです。

- よりSOHOの立場からのお話が聞けるわけですね。


前田
しかも沢田さんはたいへんな勉強家なので、回を重ねるごとにどんどんテキストが厚くなっていきました(笑)。ベンチャーカレッジの卒業生は、みんな沢田さんに相談にいくんですよ。ていねいに個人指導をしてくれるので、そのおかげで特許や商標登録を取ることができています。

- 三鷹で起業したSOHOの層が厚いので、その人たちがベンチャーカレッジや身の丈企業塾の講師陣になって、受講生のメンターもつとめるという流れができていると。


前田
そう、メンターをそのままやってくださる。だからメンターは50人くらいいるわけです。しかも起業の先輩方ばかりが。ですから、身の丈起業塾を始めたときも、メンター相談にまったく不自由しないですみました。

*1 株式会社ABYZs 沢田恵重さん。ゴルフ・パット改善のためのグッズを考案し販売。





プロフィール

「出版記念インタビュー Ⅰ」 前田隆正さん 
[ SOHO CITYみたか推進協議会会長・コミュニティビジネスサロン スーパーバイザー ]

SOHO CITYみたか推進協議会会長・コミュニティビジネスサロン スーパーバイザー/日本電信電話公社(NTT)、日本無線、INSエンジニアリングなどを経て、1998年から「SOHO CITYみたか」の運営に携わる。2003年、「SOHOベンチャーカレッジ」を創設。2010年から「みたか身の丈起業塾」(内閣府助成事業)で塾長を兼任。

(取材:萩谷)