SOHO社長の体験記

実地での経験に基づく「すぐ役立つ」知識を厳選 

ふだんの会話の中にもさまざまなヒントが。
 

- “身の丈起業塾のほうも、カリキュラムはベンチャーカレッジを踏襲しているのですか。


前田
そうです。ベンチャーカレッジの倍くらいの時間数にはなっていますが、中身は同じです。

- 先ほど特許のお話が出ましたが、他の講座もすでに起業して一定のレベルに達した人たちの知恵をもとに、前田さんがカリキュラムを構成しているところがよいですね。


前田
会計の講師も最初は会計事務所にお願いしていたのだけれど、「借り方・貸し方」から始まってお話が難しいんですね。そこでSOHOのみんなに「帳簿はどうしているの?」と聞いてみて、「簡単な市販ソフトをつかって自分でやっています」という、アイポイントの斉藤さん*2 をスカウトしました。

- 最低限必要なことを、なるだけ簡単にできるにこしたことはない、というのが私たちSOHOの本音だと思います。


前田
そ他にも、アファンの藤川さん*3 が会社設立と登記の実務を自分でやられたと聞いてずっと講師をお願いしていたら、本業が忙しくなって来られなくなってしまって…

- 本業が繁盛して、お忙しくなるのは何よりのことです(笑)。


前田
でも、そのころには他にも自分で会社を作った人がたくさん出てきていたので、また別の方にお願いできるわけですよ(笑)。最初のころに比べて、ほんとうに三鷹のSOHOの層が厚くなったことを実感します。

*2 アイポイント 斉藤憲仁さん。デザイナー

*3 株式会社アファン 藤川陽一さん。動体視力トレーニングシステムを開発・販売





プロフィール

「出版記念インタビュー Ⅰ」 前田隆正さん 
[ SOHO CITYみたか推進協議会会長・コミュニティビジネスサロン スーパーバイザー ]

SOHO CITYみたか推進協議会会長・コミュニティビジネスサロン スーパーバイザー/日本電信電話公社(NTT)、日本無線、INSエンジニアリングなどを経て、1998年から「SOHO CITYみたか」の運営に携わる。2003年、「SOHOベンチャーカレッジ」を創設。2010年から「みたか身の丈起業塾」(内閣府助成事業)で塾長を兼任。

(取材:萩谷)