SOHO社長の体験記

システムの受託開発が業務の柱 

装置の説明をする山名さん。
 

- 御社では、どのようなソフトウェアを開発なさっているのですか?


山名
計測、制御を基本に、検査装置関連のソフト開発もしています。今手がけている仕事で言いますと、液晶ディスプレイの検査装置関連のソフトウェアを受託して開発しています。 それから、最近増えているのが赤外線カメラを使ったシステムですね。空港で新型インフルエンザ患者を感知するのにサーモグラフィーを使っていたのをご記憶かを思いますが、それを他の場面に応用したものです。

- 覚えています。高熱が出ている乗客がいたら空港でそれを感知して、水際で新型インフルエンザの患者をブロックしようとしているのをニュースで見ました。


山名
そうです。あれと同じ原理で、赤外線カメラを使った検査装置にソフトを組み込んで、取得したデータを通信で送って処理し、その結果をPCなどの画面に表示するのです。ある一定の温度を超えると警報を出すとか、そういうシステムの受注が最近は多いです。

- そのような赤外線カメラを使ったシステムは、たとえばどのようなシーンで使われるのでしょうか。


山名
広い範囲で火事を監視するとか、あるいは製鉄所で、熱の変化で容器が劣化していないかどうかを見分けるシステムなどがあります。 実際に使われる赤外線カメラを借りてきて、このオフィスでシステムを開発し、テストもしています。





プロフィール

山名順さん 
[ 有限会社シーキューブシステムズ 代表取締役社長 ]

山名順さん 東京農工大学大学院工学研究科修了後、ソフト開発会社に25年間勤務。システムエンジニアとして主に制御・計測系のシステムの開発に従事。最後は取締役として経営にも参画。平成13年(2001年)5月に退職。同年9月に仲間7人と出資し、有限会社シーキューブシステムズを設立。現在に至る。

(取材:萩谷)