SOHO社長の体験記

常に新しい技術の習得が欠かせない 

遠隔監視制御システムのグラフ表示。同社のWebページにアップされたデモ用のもの。
 

- なるほど。応用できる範囲が広そうです。


山名
設置工事も簡単で、導入も運用もローコストなのが売り物です。センサーから出たデータをFOMA端末で取り込んでA/D変換して送ってもらうわけですから、うまくセンサーをつなぐことさえできれば測定する側はなんでもいいのです。 場合によってはカスタマイズが必要になってくるとは思いますが、無線で遠隔監視ができるメリットを活かして、他にもいろいろできると思います。今後は、データの表示を数値やグラフだけでなく、必要な場合は画像を送れるようにしたいと思っています。

- これからICT分野で起業を志す人にアドバイスするとしたら?


山名
自分の得意分野をきちんと持っていることですね。当社は営業の一部を歩合制で依託していますが、他と差別化できる得意分野があると営業もしやすいです。 それと、この業界は変化が非常に早く、しかもどんどん細分化され、特殊なスキルが必要になってきています。常に新しいものを身につけていかないと、ついていけなくなってしまいます。 展示会などに行って新しい情報を仕入れ、勉強することです。最新技術を学ぼうとするとイベントも英語だし、マニュアルは英語しかないので、そこがまたたいへんなのですが(笑)

- 仕事を続ける限り、勉強が続くのですね。


山名
そうです。忙しくて思うようにはいかないことも多いですが、何とか時間をつくって勉強を続けていくつもりです。

<了>
 




プロフィール

山名順さん 
[ 有限会社シーキューブシステムズ 代表取締役社長 ]

山名順さん 東京農工大学大学院工学研究科修了後、ソフト開発会社に25年間勤務。システムエンジニアとして主に制御・計測系のシステムの開発に従事。最後は取締役として経営にも参画。平成13年(2001年)5月に退職。同年9月に仲間7人と出資し、有限会社シーキューブシステムズを設立。現在に至る。

(取材:萩谷)