SOHO社長の体験記

志を高め合える仲間を持とう! 

河瀬さんは、(株)まちづくり三鷹の地域情報センターでの経営起業などの相談を受けています。http://www.mitaka.ne.jp/business/business_support/gaiyo.html

- SOHOは、1人で立ち上げるケースが多いですが、特に気を付けたいことは?


河瀬
孤独にならないように、常に自分を動かしていくことが大切です。例えば、なかなか仕事が取れなくて辛いとき、たいていの人は「自分はダメなんだ」と落ち込んでしまいます。でも、先輩たちもみんなそういう段階を乗り越えてきているのです。話してみれば、「私も」と共感してくれる人が必ずいます。

- 共感すると、勇気が湧いてきますよね。


河瀬
そうです。共感できるいい仲間は、人生においてとても大切。ただし、どんぐりの背比べで傷のなめあいになると逆効果。だから、高い目標と志を持ったいろんな人と会えるように努力するのです。無料の講演会や勉強会もたくさんありますから、積極的に出かけて人と話し、仲間づくりをしてください。

- 河瀬さんは長年「SOHOランチョンミーティング」も主宰されていますね。


河瀬
ランチョンミーティングは、毎週水曜日のお昼の1時間、ランチをしながら四方山話をするだけの、ゆるい集まりです。12年続いています。予約もなく、来られる人が来る。仕事の話題に留まらず、好きなことを話して、人の話を聞くのです。

- ただ普通におしゃべりをする感覚ですね。


河瀬
相談員や専門家を訪ねるのは面倒だったり、そもそも自分自身の問題や課題に気づいていなかったりするのです。だから、何気なく他人と雑談しながら、多様な視点に触れて気づきを得られる場が貴重なのです。

- 河瀬さんご自身、そんな気づきを重ねていらしたのですね。


河瀬
そうです。僕の場合、35才までは能力があることを売りにしていました。でも、「知らないから教えて」と人に頼むと親身に協力してくれることを知ってからは、あえて「自分ができる」と強調しなくなりました。身構えないからか、「超自然体だね」と人に言われます(笑)。





プロフィール

「出版記念インタビュー Ⅱ」 河瀬謙一さん 
[ SOHO CITY みたかフォーラム理事長 ]

河瀬謙一さん 印刷会社などの会社員生活を経て1990年に独立。SOHO CITY みたかフォーラム理事長、地域SNSポキネット運営委員会会長、みたか身の丈起業塾副塾長、アナログ・デジタルコンテンツ制作会社(有)ビッツ&カンパニー代表取締役。 1997年から『SOHO CITY みたか構想』に基づいたSOHO集積に関わり、コーディネイター役を続けている。

(取材・安田知代)