SOHO社長の体験記

家族の応援を得られる起業のコツ 

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芳賀
ベンチャーカレッジでは、顧客の作り方、サービスの組み立て方、値段のつけ方をひとつひとつ具体化していきました。まさに仕事を作るプロセスを実体験したわけです。沢田先生*4に「15分ですむから自分で手続きしなさい」と教えてもらって商標登録をしに特許庁にいった際に、収入印紙を多く貼りすぎてしまいました。その場で払い戻ししようと思ったら「それはできません!」といわれ、何度も特許庁に通ったり、いろいろ勉強になりました。

 

- その年のビジネスプランコンテスト*5で受賞されています。


芳賀
卒業生はみな応募することになっていたのです。そのときの賞金はホームページのリニューアルに当てました。

私は図書館で働いた退職金30万円を資本金に、家庭からの持ち出し一切なしでやろうと思っていました。その中からベンチャーカレッジの受講料を払い、中古のパソコンも買いました。パスモも家庭用と仕事用に分けましたし、自宅を事務所にしていたので事務所費用も家計に払い入れました。お財布を分けて会計を明確にしたので、「ほんとうに資本金30万円からここまで頑張ったんだ」とわかり、主人も応援してくれます。いま当社の財務部長をやってくれています(笑)。

家族であってもお金のことは大事です。男女を問わず、起業の際には事業資金と家計をきちんと分けてクリアにするのが、家族の了解と応援を得る最大のポイントだと思います。

*4 沢田惠重さん 株式会社ABYZ’s代表取締役社長 特許や商標登録について詳しい。

*5 ビジネスプランコンテスト:(株)まちづくり三鷹が行っていたコンテスト。現在は休止中。





プロフィール

芳賀裕子さん 
[ Studio HAGA代表 ]

芳賀裕子さん 家庭生活学科卒。三井物産・貿易実務部門でシステム・ファイリングスキルを取得。ご夫君の転勤に伴いインドネシア・ジャカルタ、インド・ムンバイ、ニューデリーに通算10年在住。 13回引っ越し、国内外10軒のさまざまな広さ(46㎡~250㎡)の住宅に暮らした経験と収納技術を元に起業。現在に至る。

(取材:萩谷)