SOHO社長の体験記

起業支援を志し、勉強のためベンチャーカレッジに 

SOHOパイロットオフィスの一室に事務所を構える
 

- まず、起業するに至った経緯についてお聞きします。


沢田
定年退職を一区切りとし、これからも元気で長生きするためには、頭も体もフル回転させることだろうと考えました。「それではなにをしようかな」というときに、起業をする若い方たちのお手伝いができるといいなと思いついたのです。
私はサラリーマンとして定年まで勤め上げましたが、自ら手を挙げて社内転職を頻繁にしていました。ある一つの仕事を続けているとマンネリに陥りがちです。そこで私は「サラリーマン3年サイクル主義」を掲げ、一つの仕事に取り組んだら1年目は勉強して自分なりの仕事のやり方を見つける時期、2年目は実行して成果を挙げる時期、3年目はマンネリ化し始めるので、次の新しい仕事を考える時期というふうにしていました。私のいた会社はかなり個人の裁量がきいて、自己申告制度に基づいて上司と相談しながら新しいプロジェクトを提案すれば、認めてもらえたからです。

- 沢田さんはもともと技術系だと伺っていましたが、その「社内転職」は技術部門だけではなかったのですか。


沢田
技術だけでなく、セールス、マーケティング、経理部門、総務部門の管轄、経営体質改善からM&Aなどなど、12種類ほど経験をしてきました。起業すれば多様な問題に遭遇するでしょう。自分の経験を活かして、起業を志す人たちを何らかの形でお手伝いできるのではないかと思いました。

 
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プロフィール

沢田惠重さん 
[ 株式会社ABYZs代表取締役 ]

沢田惠重さん 工学院大学工学部卒、工学専攻科修了。横河電機株式会社で開発、設計、SE、プロダクトセールス、官公庁営業、MKG、海外市場開拓、不況対策、新規事業、合弁会社立ち上げ、海外駐在、子会社出向、品証、品管、経営体質改善、M&AやCIO、CFO、CEO等を経験。2004年有限会社ABYZs設立。株式会社に改組し現在に至る。

(取材:萩谷)