SOHO社長の体験記

定年後起業には自分なりのセイフティネットを 

オフィスのドアにはEaglegetterのポスターが
 

- 会社案内を拝見すると、平成17年の2月に日本の特許を出願し、4月に会社設立。12月にはアツデン株式会社とEaglegetterの共同事業を開始しています。
結局、縁あって三鷹で起業されたわけですが、振り返ってみてどのような感想をお持ちですか。



沢田
三鷹は当時から、オフィスのようなハード面だけではなく、起業をサポートするソフトがしっかりしていましたね。他の自治体はまだ三鷹に比べれば何歩か遅れていると思います。

- 起業に際して心がけたことは何ですか?


沢田
私は定年退職してから起業しましたから、常に「ここまでなら大丈夫。リカバリー可能」という限界を決め、自分自身のセイフティネットを用意しておかなければならないと考えました。若い人であれば失敗して借金を抱えても、借金を返しながらも捲土重来を期してがんばればいい。いわゆるエンジェルに投資を仰いだり、銀行に融資をお願いしてもいいでしょう。でも私自身はそんなリスクのある起業はできません。もちろん私は120歳まで生きるつもりですが(笑)、仕事に失敗したときに体を壊しているということだってあり得るわけです。
ですから借金をしないで回る範囲の仕事ということを心がけました。そして自分自身で決めた限界を決して破らないようにするということですね。





プロフィール

沢田惠重さん 
[ 株式会社ABYZs代表取締役 ]

沢田惠重さん 工学院大学工学部卒、工学専攻科修了。横河電機株式会社で開発、設計、SE、プロダクトセールス、官公庁営業、MKG、海外市場開拓、不況対策、新規事業、合弁会社立ち上げ、海外駐在、子会社出向、品証、品管、経営体質改善、M&AやCIO、CFO、CEO等を経験。2004年有限会社ABYZs設立。株式会社に改組し現在に至る。

(取材:萩谷)