SOHO社長の体験記

海外での「ものづくり指導」も、主要業務のひとつに 

支援先、重慶の観音橋で。東京で言えば新宿のような繁華街。
 

- 最近は頻繁に海外に行かれているようですが、Eaglegetterの商談ですか?


沢田
いえ、海外にはものづくりの指導に行っています。ものづくりの指導というのも、なかなか容易にはまねができないものです。マッキンゼーやボストンコンサルティング・グループなど、あらゆる業種や職種に関してのコンサルを手がけると謳っている会社でも、ものづくりは扱いません。経営上の問題解決と異なり、知識だけではコンサルできないからでしょう。ものづくりは泥臭い仕事です。経験も絶対的に要りますし、現場での問題発見能力も必要です。いくら本を読んでも指導できるようにならないのです。

- そちらはどういうきっかけで始められたのでしょう。


沢田
かつての部下から、中国にものづくりの指導に来てくれる人を探しているという話がありました。そこで私が太鼓判を押せる人を連れて現地に行ったところ、先方から、是非にと頼まれたのですが、難点は中国語が一切できないことでした。私は生活できる程度の中国語ができるので、その人が「沢田さんがついてくれているという条件ならお受けします」と返答し、そういうことになったのです。
私はものづくりについては素人ではないですが、その人に比べれば80点というところです。でも今までにないビジネスであれば、私がでしゃばるべきところも出てきます。なかなかよいコンビだと思っています。





プロフィール

沢田惠重さん 
[ 株式会社ABYZs代表取締役 ]

沢田惠重さん 工学院大学工学部卒、工学専攻科修了。横河電機株式会社で開発、設計、SE、プロダクトセールス、官公庁営業、MKG、海外市場開拓、不況対策、新規事業、合弁会社立ち上げ、海外駐在、子会社出向、品証、品管、経営体質改善、M&AやCIO、CFO、CEO等を経験。2004年有限会社ABYZs設立。株式会社に改組し現在に至る。

(取材:萩谷)