SOHO社長の体験記

独立したエンジニアとして 積極的に経験を蓄積 

P1010014.jpg
新宿・コニカミノルタプラザのイベントにて
Live!オーロラの解説パネル
 

- 最初は電機メーカーに就職されました。


古賀
  入社後配属を決めるときに、画像処理研究開発部門を強く希望し叶いました。そこでみっ
ちりエンジニアとしてしごいてもらい、3年で独立しました。
大きな会社でなければ経験できないこともある半面、大きな会社組織の中では余計な失敗はさ
せてもらえません。そこで「独立してたくさん失敗し、エンジニアとしての経験を積もう」と
考えたのです。飛び込みで営業し、システムを作って納品するまで全部一人でやりました。

- 独立したフリーのエンジニアになったのですね。どのようなお仕事をされたのですか?


古賀
  分野としてはITが中心で、1万人規模の大きなイベントの運営もしました。自分から企画
を持ち込み、パソコンを何百台も並べて、今で言うSNSを作って来場者のコミュニケーション
を図ったり、何にでも貪欲に取り組んでいきました。
まだインターネットの創生期で通信環境も貧弱だったし、会場にインターネット自体つながっ
ていなかったこともありました。今僕たちが当たり前のように使っているインフラが、全然当
たり前でない時代です。でもシステムには現在と同じくらいの安定性を求められる。たいへん
苦労しましたが、この時期の経験がLive!オーロラに生きています。





プロフィール

古賀祐三さん 
[ (有)遊造 代表取締役・エンジニア ]

日本大学大学院理工学研究科で機械工学(スポーツ工学)専攻。東芝の画像処理研究開発部門でエンジニアとしての経験を積み独立。(独)情報通信研究機構の誘いで宇宙天気情報センター、オーロラライブを企画開発。さらに観測所・通信網の構築や中継システムを開発して「Live!オーロラ」を立ち上げ、現在に至る。科学ジャーナリスト賞2008(最年少)、2011年文部科学大臣表彰・科学技術賞。

(取材:萩谷)