SOHO社長の体験記

まずは事業計画を立て収支を把握 そして自分が動くことで周りを巻き込む 

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ドーム空間での全天周ライブは迫力満点。2013年郡山にて。
 

- 最後に、これから起業を考えている人へのアドバイスをお願いします。


古賀
  まず事業計画書を作ることを手始めとして、お金の流れを勉強してきちんと理解するこ
とです。どんぶり勘定ではお金はどんどん出て行くばかりで、すぐになくなってしまいます。
事業全体のお金の流れが見えていないと、怖くて動けないと思います。

- やはり事業計画書は大事なのですね。


古賀
  もう一つは、何であれまず自分で動くことですね。誰かに理解されるのをただ待ってい
るだけでは物事は進みません。僕の場合も「周りが動いてくれないのだったら、自分でやれ
ばいいんだ」と思い切ったことから一歩を踏み出せたわけです。
そして、自分が動いて結果を出せば、必ず人は振り向いてくれます。そのときにどうするの
か、どのように協力関係を作っていくのかが問われます。それもあらかじめ考えておくとい
いでしょう。
「オーロラってかっこいい!」と感動し、それを仕事にしようと決めたときから、僕は泥臭く
がむしゃらに目的に向かい、今に至ったわけです。突き進む間に、オーロラを仕事にするとい
う目的とは関係のないいろいろなものを捨てて、失ってきました。それは最初から覚悟してき
たことではありますが、そのときに描いた夢を達成したこれからは、なるだけ失うものなく
やっていきたいと考えています。

<了>
 




プロフィール

古賀祐三さん 
[ (有)遊造 代表取締役・エンジニア ]

日本大学大学院理工学研究科で機械工学(スポーツ工学)専攻。東芝の画像処理研究開発部門でエンジニアとしての経験を積み独立。(独)情報通信研究機構の誘いで宇宙天気情報センター、オーロラライブを企画開発。さらに観測所・通信網の構築や中継システムを開発して「Live!オーロラ」を立ち上げ、現在に至る。科学ジャーナリスト賞2008(最年少)、2011年文部科学大臣表彰・科学技術賞。

(取材:萩谷)