SOHO社長の体験記

SOHOの経験を、コミュニティビジネスに活かしたい 

 

- コミュニティビジネスを軌道に乗せるために、今求められていることは何でしょう?


宇山 社会問題の解決を目的とする社会企業は、残念ながら現状ではビジネスとして成り立たないケースが多いです。心意気はあっても、事業として継続する上でのハードルが多いのです。地域密着で継続できる仕組みを作るために、地域とコミュニティビジネスをつなぐのが、まちづくり三鷹の役割だと考えています。


- 三鷹には、すでに協働センターもありますが。


宇山 「NPOシニアSOHO普及サロン」や「NPO子育てコンビニ」など、協働センターをベースにしている市民と行政の協働の好事例がありますが、活動している方々のほとんどはビジネス指向ではありません。


- そういう意味では、昨年2010年夏に始まった「みたか身の丈起業塾」が、その可能性を探る試みなのですね?


宇山 そうですね。「身の丈起業塾」は、2年間、内閣府の助成金で開催しているもので、3年目以降は自力で運営しなければならなくなります。今年2011年度までは、言わば練習期間です。少子高齢化によって衰退するのではなく、少子高齢化をコミュニティビジネスで支えてみんなで充実した生活を送る。そんな「成熟した街」を実現するために、SOHO規模でのビジネスで培ってきた基盤がきっと役に立つと思っています。

<了>
 




プロフィール

宇山正幸さん 
[ まちづくり三鷹 経営事業部 シニアマネージャー ]

(株)まちづくり三鷹 経営事業部 シニアマネージャー/1979年三鷹市役所に就職。1996年(株)まちづくり三鷹に出向。「SOHO CITYみたか」推進の立役者のひとりとして、現在もSOHO事業支援やコミュニティビジネスの起業支援に携わる。


(取材・文:安田)