SOHO社長の体験記

従来のIT関連事業に加え より地域密着型の事業展開にシフト 

スクールエンジェルズとして活動中のメンバー

 

- 代表理事になられて、どのようなことに取り組まれたのでしょうか。


久保
  それまでシニアSOHOは、堀池さんをはじめとして企業の取締役やIT、SE、営業各部署を経験された方々が主なメンバーで、事業もそのラインの延長上のものでした。私も人に教える仕事をしていたこともあって、産業プラザ一階で開催されていたパソコン教室の講師をしたり、東京都内の商店街向け「IT大学」の事業をコアメンバーとして活動をしていました。
  そのような初代からの仕事も継続していきましたが、せっかく私が代表になったのですから、女性なりの視点で、初代のときにはやらなかったタイプの事業を新規にやろうと考えました。

- それはどのような事業ですか。


久保
  ITの知識やスキルがなくてもできる仕事ですね。基本的に「できることはなんでもやろう」と考えました。たとえば三鷹市内の学校の芝生の手入れ等の緑化事業、子どもたちを見守るスクールエンジェルズの事業など、より地域に密着した事業に取組んでいったのです。スクールエンジェルズの事業は、理事会を押し切って、ほぼ私が独断で決めました。

- その決断を支えたお気持ちは?


久保
  子どもは大好きですし、女性も頑張らないと駄目ですから。地域での仕事は、小さな仕事でも嫌がらず、じっくり取組んでいくことが大事だと考えたからです。地域に存在するシニア(宝)を掘り起し事業化することが必要と感じていました。幸い、女性が代表だということで、周囲の方々も面倒見よくおつき合い下さったというところも多分にありましたね。





プロフィール

久保律子さん 
[ 特定非営利活動法人 シニアSOHO普及サロン・三鷹
 代表理事 ]

日本語教師として20年以上の経験を持つ。特定非営利活動法人シニアSOHO普及サロン・三鷹に入会後、複数のステークホルダーが関与するプロジェクトを運営。2004年に副代表兼事務局長、2005年に代表理事就任。併行して中国での仕事で更に経験を積み、帰国後は、企業と連携して団地の再生や、高齢者が地域で元気に過ごす仕組みづくりを行うなど、新しい事業つくりに挑む。「身の丈起業塾」講師や、コワーキングスペース・ミタカフェのコーディネーターもつとめる。

(取材:萩谷)