SOHO社長の体験記

起業者の自立を促す 独特の環境が三鷹にはある 

校庭緑化事業で芝生をお手入れ中
 

-みたか身の丈起業塾プロジェクト」*1でメンターをされたり、コワーキングスペース・ミタカフェ*2で起業相談を担当されています。


久保
  みたか身の丈起業塾にもNPOのマネジメント経験者がほしいということで、講師の一人として参加することになりました。起業塾の受講者を対象に、一回あたり30人くらいのメンターをつとめました。
  特に女性の受講者や起業希望者にとって、女性のメンターのほうが相談しやすいということがあったのだと思います。やはり子育てのことや体の変化のことなど、女性でないとわからないことがありますから。私は子育てもPTA活動も経験しているので、いろいろな相談を受けましたし、今も受けています。この相談をお受けすることで、自分自身も大きくなっていると自覚しています。

- 三鷹のSOHO集積や起業支援などの環境をどのように評価されていますか。


久保
  三鷹の内部にいるとあまり意識しませんが、外から見ると三鷹はやはりすごいと思います。一人一人が自立している。つまり誰かに凭れかからずに自分で仕事を進めていける人が集まっています。そのようなところは他にはあまりないのではないでしょうか。
  シニアSOHOにも多くの企業、自治体からヒアリングに来られます。私たちはさまざまな事業をオープンにしており、別の地域にも三鷹と同じようなシニアSOHOがもっとできていってほしいと思っています。ただ、プロデューサー役をして、いろいろな人脈をつないでいく人がいないと、地域に根付くのはなかなか難しいようです。





プロフィール

久保律子さん 
[ 特定非営利活動法人 シニアSOHO普及サロン・三鷹
 代表理事 ]

日本語教師として20年以上の経験を持つ。特定非営利活動法人シニアSOHO普及サロン・三鷹に入会後、複数のステークホルダーが関与するプロジェクトを運営。2004年に副代表兼事務局長、2005年に代表理事就任。併行して中国での仕事で更に経験を積み、帰国後は、企業と連携して団地の再生や、高齢者が地域で元気に過ごす仕組みづくりを行うなど、新しい事業つくりに挑む。「身の丈起業塾」講師や、コワーキングスペース・ミタカフェのコーディネーターもつとめる。

(取材:萩谷)