SOHO社長の体験記

大企業から独立する難しさを考え、まずベンチャーに転職 

現在の吉祥寺オフィスの道しるべ・KINOKUNIYA
 

- まず、野島さんが起業を志されたのはいつ頃のことなのでしょうか。


野島 私は大学院を卒業して松下電器産業に就職し、映像システムの開発を担当していました。そこで大会社のよいところ、あまりよろしくないところを両方経験し、「いずれは自分で会社をやりたい」と思うようになりました。
  でも、いきなり独立して起業するのは難しいと思ったのです。あれだけの大企業の中にいると、一つの会社がどのようにして成り立っているのか、経営全体の動きもよくわからないし、人のつながりもあくまで「大きな企業対企業」のもので、独立後にはあまり役に立ちそうにないと感じていました。

- なるほど。そのようなお考えもあって、アットネットホームに転職なさったのですね。これはどういう会社ですか。


野島   アットネットホームは、米国の@Home Network社、日本側からはジュピターテレコム社(Jcom)と住友商事が出資したジョイントベンチャーでした。日本でケーブルインターネットプロバイダのサービスを行う会社です。私はちょうどアットネットホームが立ち上がって半年くらいに入社し、コンテンツの技術的バックボーンをつくる部署にいました。

 
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プロフィール

野島晋二さん 
[ 株式会社24Stream 代表取締役社長 ]

大学院を卒業後、松下電器産業(現・パナソニック)に就職。企業内研究所で映像システムの研究に従事する。米企業と日本企業のジョイントベンチャーとして立ち上げられたケーブルインターネットプロバイダ会社に転職し経験を積む。SOHOベンチャーカレッジに通って準備し、2006年に仲間と二人で24Streamを設立。インターネットの映像サービスを軸に、コンテンツビジネスを技術・システム・運用面でサポートしている。

(取材:萩谷)