SOHO社長の体験記

プレスリリースが優良顧客獲得に役に立つ 


 24 Streamはこのビルにオフィスを構えている。赤いハートが目印。
 

- 貴社のビジネスに関しては、ネット関連の業界誌(紙)へのプレスリリースがたいへん効果的だったのですね。


野島
  業界関係のメディアにプレスリリースが載ると、大手の会社からの引き合いがあります。それは「大手さんは技術を見ている」からだと私は考えています。「プレスリリースに載せているようなサービスを実現できるということは、この24Streamという会社にはこのような技術があるはずだ。それなら何か一緒にやれるのではないか。声をかけてみようか」と考えてくださる。最初から、お客様の狙いと我が社の得意とする技術がかみ合っているわけです。そうすると、実際に一緒に仕事を始めたあとにもめることはまずありません。

- 変な手戻りがなくてすむということですね。それは会社の経営上とても重要なことだと思います。


野島
  幸い、映像配信サービスのお客様は、体力のある大手ほど残っています。ある程度お客様が大手でないと、うちのような会社は回していけません。
  ビジネスとしては起業当時よりもコンテンツ寄りにシフトしてはいますが、当社では単なるウェブサイトの制作等はやっていません。簡単にできるところでは価格競争による消耗戦となり、「いったい月何本つくらないと食べていけないんだろうか?」という状況に陥ることでしょう。





プロフィール

野島晋二さん 
[ 株式会社24Stream 代表取締役社長 ]

大学院を卒業後、松下電器産業(現・パナソニック)に就職。企業内研究所で映像システムの研究に従事する。米企業と日本企業のジョイントベンチャーとして立ち上げられたケーブルインターネットプロバイダ会社に転職し経験を積む。SOHOベンチャーカレッジに通って準備し、2006年に仲間と二人で24Streamを設立。インターネットの映像サービスを軸に、コンテンツビジネスを技術・システム・運用面でサポートしている。

(取材:萩谷)