SOHO社長の体験記

自分の“強み”を最大限に生かせるビジネスプランを立てよう 

野島さんとスタッフの皆さん。平均年齢が低い。
 

- 最後に、これから起業を志す方々にアドバイスをお願いします。


野島
  暖めているアイディアがビジネスとしてきちんと成立するために、ご自分の持っているノウハウ、人脈、資金で足りるのか、必ず、客観的な立場から見定めることのできる人に相談してアドバイスをもらうことです。特にアイディア先行型のビジネスプランにおいて、せっかくの強みが活かせていない例が多く見受けられます。ご自分の強みであるノウハウ、スキル、人脈を活かせる分野で起業することが成功につながります。
    もう一つは、ビジネスの形態として自分はどのようなポジションを目指すのか明確にしておくことです。個人事業なのか、数人で回す会社組織にするのか、それともベンチャー企業か。そして、どのくらいの収入を得たいと考えているのかによって、どういう顧客を獲得する必要があるのかも変わってきます。ただ、実際にやってみると、発展を目指してがんばってトントンで、そうでないと事業がしぼんでいくというのが現実ですね。
    当社の場合、私がかつて発注権限者だったときの受注側担当者から仕事をいただいているケースが多いです。自分が発注する立場にいるときに、人にいかに接するか、それが自分に還ってくるのだと思います。特に大企業から起業しようと考えている人には、そのことを意識してほしいと思います。

<了>
 




プロフィール

野島晋二さん 
[ 株式会社24Stream 代表取締役社長 ]

大学院を卒業後、松下電器産業(現・パナソニック)に就職。企業内研究所で映像システムの研究に従事する。米企業と日本企業のジョイントベンチャーとして立ち上げられたケーブルインターネットプロバイダ会社に転職し経験を積む。SOHOベンチャーカレッジに通って準備し、2006年に仲間と二人で24Streamを設立。インターネットの映像サービスを軸に、コンテンツビジネスを技術・システム・運用面でサポートしている。

(取材:萩谷)