SOHO社長の体験記

客観的に自分を見つめ謙虚であることが ビジネスの存続と成長につながる 

カフェ側の店内風景。ガラスケースの中のスイーツ類も手作り。
 

- 新しく出店するお店について教えてください。


鈴木   武蔵境の、武蔵野プレイスの近くに新店オープンの予定です。三鷹野菜のイベントをずっとやっていたら、nonowa武蔵境の「さかいマルシェ」に呼んでいただいたのがきっかけです。やはり続けてきたことによって声をかけていただいたのだと思うし、仕事を通して外に出て行くのは大事だと思いました。

- 仕事のうえで今一番心がけていることは?


鈴木   スタッフと価値観を共有することですね。マニュアルはほとんどないので、自分で判断してサービスができるようになってくれるとうれしいです。そういう意味では、うちの店は学校みたいなところだと思っています。

- 最後に起業を志す人にアドバイスを。


鈴木   その人なりの理念を持って起業されると思いますが、ハードルはいくつもありますし、計画通りにいかないことがいろいろ出てきます。まず一歩踏み出す度胸は必要ですね。そしてなんらかの結果が出たときに柔軟に対応することが大事です。なるだけニュートラルに物事を見る習慣をつけ、自分を客観的に見られること、加えてコミュニケーションの能力が必要になります。
   事業をやって行く上で、人から学ぶことは多いです。特にうまくやっている人は、ものの見方が違いますから、それを自分なりに吸収していきましょう。謙虚であるほど、周囲のいろいろなことがクリアに見え、吸収できることも多くなると思います。

<了>
 




プロフィール

鈴木佳範さん 
[ カフェ ハイファミリア / パブリック・スペース株式会社代表取締役 ]

盛岡市出身。小中学校と生徒会長をつとめ、将来の夢は弁護士だったが、高校の友人たちの影響で伊仏文化に関心を持つ。伊・ペルージャ大学に進学を志すが、高校の先生や家族の強い反対にあい、上京してイタリア文化会館で学びながら、明治大学商学部の夜間に通う。カフェの研究で卒論を書き、大学卒業後は三鷹の「デイリーズ」に押し掛け就職。28歳で独立し、会社を設立して現在に至る。

(取材:萩谷)