SOHO社長の体験記

子育てによい環境を求めて、三鷹の森に出会った 

シチュエーションによって自在にかけ方を変えられるのが特徴。
 

- 池さんと三鷹との関わりは?


  結婚して最初は西早稲田に住んでいたのですが、子どもが二人になってもっと子育てに適した環境に引っ越そうと、中央線沿線でマンションを探しました。そのときに井の頭公園あたりの森に出会い、近くに住むことにしたのです。子育てしやすそうなのはもちろん、この森に触発されて私の中で眠っていた能力が動きだし、クリエイティブな何かが生まれそうな予感がありました。
  私が小学校5年生の時の担任の先生が美大出身で、お弁当の時間には学校の裏手にあった森に連れて行かれました。スケッチブックと鉛筆を持って毎日楽しんで絵を描きながら、お弁当を食べました。その森の記憶が三鷹の森に繋がったのかもしれません。
  同じマンションに住んでいたり同じ幼稚園に子どもを通わせる知り合いのママさんたちにコアルーバックにいろいろ意見をもらい、改善につなげていったのです。ネットショップからの販売から始めたのですが、起業して間もなく3・11が起こり、何事も思い通りには行かず売り上げも立ちませんでした。そんなとき仕事を手伝ってくれていたママ友が「なぜ地元から売っていかないの?」と言って自ら営業もしてくれました。三鷹産業プラザのハイ・ファミリア*1が開催していたイベントに出店して、そこでシニアSOHOの久保さん*2と知り合い、その紹介でSOHOフェスタ*3にも出展しました。





プロフィール

池成姫さん 
[ 株式会社COAROO 代表取締役 ]

ソウル生まれ。韓国で厳しい受験競争をくぐり抜け、いったん社会人となった後に日本に。2年間日本語学校に通った後、早稲田大学に入学。同じ学部で学んでいた日本人男性と結婚し、夫の仕事(出版社)を手伝いながら2児を産み育てる。下の子が生まれて間もなく、自分の体験から閃いたアイディアをもとにCOAROOバッグを考案し、特許を取得して起業。各種アイディアコンテストを受賞して知名度を上げ、ライセンス契約メーカーや販売先を順調に増やしつつある。 コアルー公式サイト:http://coaroo.info/

(取材:萩谷)