SOHO社長の体験記

ボランティアで始めていた 子ども向けの医学教室 

子どもたちに顕微鏡画像を見せる澤田さん。顕微鏡の使い方もマスターする。
 

- 澤田さんは内科医でいらっしゃいますが、子ども向けの医学教室を始めるまでの経緯を教えてください。


澤田    大学病院に勤務していたのですが、出産を機に退職しました。以前は文京区に住んでいたのですが、夫の実家が深大寺にあってその近辺になじみがあったこともあり、子どもが小学校に上がるときに武蔵野市に引っ越しました。
  出産後は、明治安田新宿健診センターの非常勤医師として働いてきたのですが,そこで患者さんと接しているうちに、からだや健康のことについていろいろ誤解している人が多いと感じるようになったのです。うちの子どもたちを見ていても、学校の理科の教育は自分が子どものころと大して変わらないようで、からだや健康についてはあまり教えません。病気になってはじめて医療について調べるのではなく子どものうちから、健康を考える機会があったらいいなと思うようになりました。
  最初はご近所に住む子どもの友達向けに、ボランティアで不定期に教えている程度でした。会場は主に自宅で、人数が多いときには、永谷の貸し教室を使ったり。その頃たまたま、まちづくり三鷹主催の「みたか身の丈起業塾」*1に出会いました。本格的に考えるようになったのです。

*1 国の地域社会雇用創造事業交付金によって実施されたプロジェクト。プロジェクトはすでに終了しているが、三鷹ネットワーク大学の「三鷹身の丈起業塾」にそのマインドは受け継がれている。
 
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プロフィール

澤田めぐみさん 
[ とうきょうキッズメディカルスクール / 一般社団法人メッドラーンング代表理事 ]

呼吸器内科専門の医師。九段坂病院、多摩南部地域病院および東京医科歯科大病院呼吸器内科勤務を経て、現在は明治安田新宿健診センター非常勤内科医師、東京家政大学非常勤講師。2009年から子供向けの医学教室「むさしのキッズメディカルスクール」を開設。2011年4月に「とうきょうキッズメディカルスクール」(一般社団法人メッドラーニング)として定期講座をスタートさせ、代表理事を務める。

(取材:萩谷)