SOHO社長の体験記

井の頭公園に興味を持ったことから 地域とのつながりを強めていった 

地域の宝を掘り起こしてまとめた3冊
 

- 安田さんと三鷹との関わりについて教えてください。


安田   小学校5年のとき父の転勤で所沢に引っ越し、社会人になってからは大岡山に住んだり渡仏したりしましたが、それ以降はほとんど東京の西側を拠点にしています。
  三鷹住まいは15年くらいになります。子どもが小さかったので、緑が多くて暮らしやすそうな井の頭公園の近くに越してきたのです。そこから公園の歴史や自然に興味がわき、「井の頭公園まるごとガイドブック」を作りながら地元に根付いてきた感じです。

- 安田さんは、まちづくり三鷹の「身の丈起業塾」*2の卒業生でもあるのですよね。


安田    ええ、そうです。一緒に会社をやっている小田原さんとは、もともと「身の丈起業塾」の同期生です。3・11のあとに再会して、「ミツバチの羽音と地球の回転」*3の上映会も一緒に実現しました。小倉さんとは小田原さんを介して知り合いました。
三鷹でフリーランスとして仕事をしていたときは、SOHOコーディネータの河瀬さん*が地元の印刷会社の文伸さん*を紹介してくださったり、会社を立ち上げてからも地域の人たちが折々にお声掛けくださったりして、三鷹ならではの事業展開になっている部分も少なくありません。

*2 身の丈起業塾:国の地域社会雇用創造事業交付金によって実施されたプロジェクト。プロジェクトはすでに終了しているが、三鷹ネットワーク大学の「三鷹身の丈起業塾」にそのマインドは受け継がれている。
*3 ミツバチの羽音と地球の回転:鎌仲ひとみ監督によるドキュメンタリー映画。瀬戸内海の祝島やスウェーデンの自然エネルギーを巡る実情を描き、社会とエネルギーの今後を問いかけている。




プロフィール

安田知代さん 
[ 合同会社++(たすたす) 木係(きががり)社員 ]

北海道生まれ。長く首都圏に住み、渡仏経験もある。フリーの編集者・ライターとして、企業の環境報告書・ CSR報告書、「井の頭公園まるごとガイドブック」、「懐かしの吉祥寺 昭和29・40年」(写真集)、「みたか再発見の旅」など地域の本の編集・執筆を手がけた後、「SMALL WOOD TOKYO」を立ちあげ、2012年に合同会社++を設立。仕事を通し、生態系と調和した社会の実現を目指している。

(取材:萩谷)