SOHO社長の体験記

コンストラクション・マネジメントとは どのようなニーズを満たす仕事なのか 

内冨さんのキャリアの根底にある、一級建築士免許状。
 

- 現在、内冨さんは建築コンサルティングをされているということですが、メインの業務である「コンストラクション・マネジメント」というのは、あまり耳慣れない言葉です。どういった経緯で、これを手がけることになったのですか?


内冨    建物を建てたり改修しようとする方々はふつう素人なので、建築のコストやコストが発生する仕組み、業界用語等、いろいろわからないことが多いです。そこで代理人として、お客様の手足となってマネジメントしていくのが仕事です。私は鹿島で経験を積んだあと、明豊ファシリティワークスという会社に転職しました。2002年当時、コンストラクション・マネジメントという分野で仕事をしているのは、ここしかなかったのです。

- なぜそれに興味を持たれ、仕事にしようと思われたのですか?


内冨    コンストラクション・マネジメントの存在そのものは鹿島時代から知っていたのですが、アメリカやヨーロッパが主流でしたから、日本でもやっているとは思っていませんでした。でも必要性は感じていました。建物を建てる側が素人ですと、見積もりから何からサプライヤー側の言いなりになってしまいます。鹿島が扱う物件は数十億円ですから、それを現場で見ていて、正直葛藤がありました。もっと建てる人の味方が必要だと思いましたし、今後ビジネスとしても伸びていくだろうと感じたので、明豊ファシリティワークスにお世話になることにしたのです。

 
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プロフィール

内冨謙さん 
[ 株式会社サンク 代表取締役 ]

大学卒業後、鹿島建設で施工管理を約5年間務め、技術研究所で遮音やホールの設計等の建築音響を約2年間研究。2002年にコンストラクションマネジメント会社である明豊ファシリティワークスに転職し、2013年に独立。建物を新築・改修の際に、建て主の代理人としてマネジメントを行うコンストラクション・マネジメントを主な業務とし、その他に建物の診断、将来コストの算出、法規的なチェックを含めたトータルなコンサルティングを行っている。

(取材:萩谷)