SOHO社長の体験記

古い内装の解体から自分の手で イメージ通りの店を作り上げる 

天井の板をはがして吹き抜け空間を作り、通気性も確保している。
 

- お店の改装はご自分でやられたのですね。


一瀬    そうです。自分で作るのが好きで、趣味の日曜大工も少しやっていましたし。お店を開いてから結婚した妻も、仕事が休みの日には手伝ってくれました。1ヶ月半くらいかかりました。

- 何が一番たいへんでしたか?


一瀬    店の内装を一つ一つ解体して、そのゴミを処分するのがたいへんでした。とにかくほんとうに汚くて埃もひどく、なかに入ると身体がかゆくなってくるような感じだったのです。それを、天井を抜いたり、古い床を全部はがして張り替えたり、ひとつひとつきれいにしていったのですが、そのときに大量のゴミが出るんです。
  あとはとにかくスペースがないので、無駄な空間ができないように食材や食器の収納場所とかいろいろ考えて工夫しました。

- お料理のメニューはどのようにして決めるのでしょうか。


一瀬    全部自分で考えますが、おつまみも飲み物も基本はスペインのバルにある定番メニューをあまりアレンジせずに出しています。スペインのバルでは、うちにもあるようなガラスのショーケースのなかにその日のおつまみが並んでいて、それを見て指差すだけで頼めます。生ハムはどこのバルにでもあって、とりあえず生ハムをつまみに一杯飲んで満足という感じです。
  開店当初に比べて、だんだん肉や魚をつかわない野菜だけのメニューが増えてきました。今では半分以上を占めていますね。





プロフィール

一瀬智久さん 
[ 三鷹バル 店主 ]

埼玉県加須市出身。料理を作って人に喜んでもらうのが好きで、10代の頃にはすでに、将来は飲食業で独立しようと志していた。長野県のレストラン「カナディアンファーム」に住み込みで働き、参宮橋のスペイン料理店「ロス・レイエス・マーゴス」でスペイン料理を身につけた。2006年10月、28歳のときに井の頭線・三鷹台駅の近くにスペインバル「三鷹バル」を開店。趣味は山岳マラソンなど。

(取材:萩谷)