SOHO社長の体験記

バルならでは味わいや楽しさを 地域に広げていきたい 

店の奥にはちょっとしたパントリーも備えている。
 

- これからはどんなことに挑戦していきたいですか?。


一瀬    メニューの上でもっとスペイン色を出していきたいです。

- 三鷹台にはスペイン・ガリシア料理のレストランがありますね。


一瀬    「アエスピリトロンパ」*3ですね。あそこのオーナーは、かつての同僚で、彼がスペインで修行しているときにも遊びにいきました。「ガリシア料理には窯で焼いたパンがないとダメだ」というのですが窯をオーダーすると高級車一台分くらいかかるので、「それなら作ってしまえ!」と薪窯作りも手伝いました。

- 一瀬さんは窯まで作れるんですか!


一瀬    長野のレストランでは薪窯でパンを焼いていたんです。時々オーナーとスタッフで窯を作り直していたので、そこで覚えました。アエスピリトロンパは一階にグラスワインとおつまみだけ楽しむことができるバル的スペースがありますし、よきライバルです。
  できればバル形式の店がもっと増えてほしいですね。三鷹台に個性的なバルが集まって「バルの街」になったら、お客さんがはしごして楽しめるし、面白いと思うのですが。

- 最後に、飲食で起業を志す人にアドバイスをお願いします。


一瀬    自分がそれをしようと考えたときに、ワクワクしたり楽しくなるかどうかで判断すればよいと思います。「こんな狭くちゃダメだ」「こんなボロい店じゃ無理」とかいう固定観念はなくしたほうがいい。直感やひらめきを大切にしてほしいです。

<了>
 




プロフィール

一瀬智久さん 
[ 三鷹バル 店主 ]

埼玉県加須市出身。料理を作って人に喜んでもらうのが好きで、10代の頃にはすでに、将来は飲食業で独立しようと志していた。長野県のレストラン「カナディアンファーム」に住み込みで働き、参宮橋のスペイン料理店「ロス・レイエス・マーゴス」でスペイン料理を身につけた。2006年10月、28歳のときに井の頭線・三鷹台駅の近くにスペインバル「三鷹バル」を開店。趣味は山岳マラソンなど。

(取材:萩谷)