SOHO社長の体験記

建設系の前職での経験が 店づくりにも役に立った。 

壁面や本や雑誌が置かれている棚は、ギャラリーの展示スペースにもなる。
 

- 街そのものや街を歩いている人たちの雰囲気が気に入ったわけですね。物件そのものはいかがでした?


小川    実は紹介された時は更地で、これから建物が建つという段階でしたから、図面やパースを見ていろいろ構想していったのです。夫はもともと私と同じ会社に勤めていて建設コンサルタントをしていましたから、物件を選ぶときによく見なければいけないポイントもわかっていました。おかげで業者さんたちと話をする際にもスムーズに進みました。

- ここでお店をやろうと決意してから実際に開店するまで、時間的にはどのくらいかかりましたか?


小川    半年間です。そのスケジュールのなかですべてを決めていきました。逆に時間的な制約があったから、集中して決断できてよかったです。 とはいえ、二人とも起業することを意識して準備していたわけではなかったので、経営や店舗運営に関する知識と経験が十分でなかったなと思います。知っていれば、もっと有利な交渉ができたのかもしれません。

- ご夫婦でお店を切り回していらっしゃいますが、お連れ合いは建設コンサルタントとの兼業ですか? それとも専業で?


小川    オガワカフェ専業です。基本的に調理は私で、飲み物やサービスに加え、さまざまなメンテナンスなど店を維持していくためのあれこれを夫が担当し、私が調理に専念できるようバックアップしてくれています。メニューの相談などは二人でしています。





プロフィール

小川佐智子さん 
[ オガワカフェ 店主 ]

東京都文京区出身。女子美大卒。卒業後は建設関係の会社に勤め、そこで現在のパートナーに出会い、結婚後三鷹市に引っ越した。会社を辞めたあと、調理師の専門学校に通い、卒業後はレストランに勤務。その後、主婦生活の中で手芸ユニットに参加しランチつきのワークショップを企画・実施したのが縁で、自宅で料理教室を開き、人づてに現在の物件を紹介された。2008年4月4日にオガワカフェを開店。夫婦で店を切り回す毎日だ。 http://ogawacafe.com/index.html

(取材:萩谷)