SOHO社長の体験記

アートやデザインの要素も入れながら さまざまな楽しみ方のできる空間に 

スタンダードのメニューと、季節の食材を取り入れたスペシャルメニュー。
 

- さきほど「カフェは自由度が高いと思った」というお話がありましたが、オガワカフェのコンセプトはどのようなものですか。


小川    飲食をベースにしながらいろいろな目的の人を広く受け入れられるのは、やはりカフェかなと。カフェなら食事をとらずにお茶だけでもOKですし、出す料理も一つのジャンルにこだわらず、「こういう日にはこういうメニューが美味しそうだ」と、いろいろな要素をミックスして出せる面白さがあります。
   私は絵を見ることが好きですし、アートやデザインに興味があるので、それらをもっと身近に感じてもらえる場所に、というのがまずありました、夫は音楽や料理が好きなので、それらを同じ箱のなかに入れ込んだものにしたかったのです。飲食とギャラリーを分けず同じ空間のなかに納め、壁面だけでなく通常は本棚としている什器も展示に利用できるようにしました。展示中の作家さんがいらしているときには、直接お話しできるサロンのような機能も生まれます。
   もう一つ、最初から意識していたのは、女性はもちろん、男性が居心地よく過ごせるカフェでした。インテリアも男性がゆったり座れるサイズの椅子を選び、席と席のあいだが程よく空くようにしました。

- 実際にはいかがですか?


小川    男性の常連さんも多く、ゆっくり寛いで下さっている様子はとてもうれしく思います。お店は2階で、割と急な階段を上らなければなりませんので、もっと客層が限られるかと思っていましたが、想像以上に幅広い年齢層の方に来ていただけています。





プロフィール

小川佐智子さん 
[ オガワカフェ 店主 ]

東京都文京区出身。女子美大卒。卒業後は建設関係の会社に勤め、そこで現在のパートナーに出会い、結婚後三鷹市に引っ越した。会社を辞めたあと、調理師の専門学校に通い、卒業後はレストランに勤務。その後、主婦生活の中で手芸ユニットに参加しランチつきのワークショップを企画・実施したのが縁で、自宅で料理教室を開き、人づてに現在の物件を紹介された。2008年4月4日にオガワカフェを開店。夫婦で店を切り回す毎日だ。 http://ogawacafe.com/index.html

(取材:萩谷)