SOHO社長の体験記

7年目にして屋上テラスオープン 日々店を育てながら自分たちも成長する 

夜の屋上テラス席。昼とはまたひと味違った居心地のよい空間になる。
 

-これから新たにやっていきたいことは何ですか?


小川    この7月に屋上のテラスをオープンしました。店内のギャラリーを「静」とするなら、テラスを「動」の部分と位置づけて、ワークショップやフリーマーケット、参加型のイベントなど、屋上の開放的な空間を活かして面白い企画があれば、積極的に使っていきたいですね。
   メニューにも地元三鷹産の野菜をもっと取り入れたり、より季節を感じられるものにしていきたいと思います。

- 最後に、これから飲食業で起業を考えている人へのアドバイスをお願いします。


小川    きっと皆さんそれぞれに「お店をやろう」と考えたときに描いた理想像があると思います。しかし、それは自分の価値観や経験にもとづく理想像であって、完璧なものではないと思うのです。ですから、そのイメージにとらわれ過ぎないことも大切だと思います。
   飲食に限らず、お店には必ずお客様がいらっしゃいますし、さまざまな形で支えてくれる方々もいる。いろいろな人たちとの関係性で成り立つ場所です。自分が考えた理想像にプラスして、いつでも良いと思う方向へ変わっていけるよう「余白」を持ちながら進めて行くとよいのではないでしょうか。
   何かうまくいかないことがあっても、それはもっとお店を良くする方法を考えるきっかけとなります。お店は日々育てていくものですし、自分もお店をやることで、お客様や支えてくれる方々に育ててもらう。それが自分たちのお店を持つ楽しさだと思います。

<了>
 




プロフィール

小川佐智子さん 
[ オガワカフェ 店主 ]

東京都文京区出身。女子美大卒。卒業後は建設関係の会社に勤め、そこで現在のパートナーに出会い、結婚後三鷹市に引っ越した。会社を辞めたあと、調理師の専門学校に通い、卒業後はレストランに勤務。その後、主婦生活の中で手芸ユニットに参加しランチつきのワークショップを企画・実施したのが縁で、自宅で料理教室を開き、人づてに現在の物件を紹介された。2008年4月4日にオガワカフェを開店。夫婦で店を切り回す毎日だ。 http://ogawacafe.com/index.html

(取材:萩谷)