SOHO社長の体験記

さまざまなグラフィックデザインに加え イラストを独学して仕事の幅を広げた 

イラストを担当した雑誌。説明を一目で理解できるイラストが、大野さんの強みの一つ。
 

- 大野さんのお仕事の内容について教えてください。起業されてから現在まで、お仕事の傾向は変わってきましたか?


大野    初期にはやはりプロバイダ系やIT系の会社の販促物デザインの仕事が多かったですね。それから、独立してすぐに文房具メーカーとのご縁ができて、その会社のパンフレットを制作しています。ちょっと変わったところでは、地域のイベントやお祭りポスターやパンフレットの仕事もしています。
今メインにして行きたいと考えているのは、書籍のカバーデザインやイラストですね。

- 大野さんはイラストも描かれますが、どういったきっかけでイラストを手がけるようになったのでしょうか。


大野    前職の会社もそうですが、プロバイダの販促物は手順等をくわしく説明しなければならないことが多いのです。イラストを使うとわかりやすく説明できるので、「簡単なものは自分で描いたほうがいいんじゃないか」と思ったのがそもそもの始まりです。自分なりにイラストを練習したり、タッチを研究したりしました。
デザインの世界では自分の特色を打ち出していくことが重要なのですが、それは言葉で言うほど簡単なことではありません。イラストを手がけた方がより私の個性を出しやすいのではないかと思っています。最近はイラストだけとか、イラストとデザインをセットでお仕事をいただくことが増えてきました。





プロフィール

大野文彰さん 
[ 株式会社 大野デザイン事務所 代表取締役 ]

千葉工業大学で工業デザインを専攻。貝印株式会社のデザイン室に所属し、キッチン用品のデザインの他、パッケージやパンフレットを手がける。グラフィックデザインを中心に仕事をしたいと不動産広告がメインのデザイン会社に転職。次に、ニフティ株式会社にて販促用印刷物の制作に携わる。2006年3月に独立起業し、現在に至る。

(取材:萩谷)