SOHO社長の体験記

言われたことだけやるのではなく、 問題点を探し解決することを目指す 

細部にグリーンやこういうグッズをあしらい、和みを演出。
 

- 森さんがお仕事をする上で大事にしていることは何ですか?


   お客様の課題解決にフォーカスしていきたいです。受託開発は、ともすれば「これを作ってほしい」と言われた機能だけを開発して納品するだけになってしまいがちですが、もっとソリューションに近いことをシステムに落とし込んでいくことができるはずです。
   たとえば、メーカーのECサイトを構築する仕事を受託し、工場に行ってみたら伝票が手入力だったとします。その部分も自動化すれば、仕事の流れが格段に良くなりますよね。「こういう機能を付けてくれ」とだけ言われたとしても、お客様はなぜその機能を付けたいのか、背景にある事情を汲み取りたい。その部分をうまく聞き出すことができれば、運用のほうの改革も含めて業務が流れる提案がしていけるのではないでしょうか。

- これから起業を志す人にアドバイスをお願いします。


   不安はいろいろあると思いますが。まず一歩を踏み出すことが大事です。壁にぶつかったら、一生懸命考えてそれを乗りこえてゆく。HAMMOCKのリニューアルもクラウドファンディングによって実現することができました。迅速に行動し、とにかく前進しましょう。
   人が集まる以上それぞれの思惑や気持ちがあり、CEOとしてはプレッシャーもありますが、うちの会社は自分で考えて動けて、フリーランスでも食べていけるメンバーばかりなので、そういう意味ではとても楽ですね。

<了>
 




プロフィール

森 巨無さん 
[ 株式会社Grander 代表取締役CEO ]

アルバイトや契約社員で暮らしを立てていた時期を経て、結婚し子どもができたことで一念発起。職業訓練校でシステム開発を学ぶ。IT系ベンチャー企業にエンジニアとして就職し、27歳でフリーランスに。自らも専門学校でプログラミングを教えていたことから、教え子たちとともに株式会社Granderを起業。本業の受託開発を軌道に乗せ、コワーキングスペース事業にも取り組んでいる。

(取材:萩谷)