SOHO社長の体験記

ライフプランから逆算し 将来を考えて起業を決意した 

講座等で用いられる花材もさりげなくデスプレイされている。
 

- その時点では「起業しよう」という確たる意思があったわけではないのですか?


山口    「お金をかけて店舗を借り資金繰りがたいへん」というイメージがあったので、むしろ「起業は怖い」と思っていたのです。主婦ですから、そういうことはしたくなかった。でも、実際に身の丈起業塾に通ってみたら、「無理な借金をしない」ことが前提でした。「起業ってこういうコンセプトでやってもいいのか!」と目から鱗でしたね。それなら自分のできる範囲でビジネスを展開していけるのではないかと。ビジネスプランを書くことで考えも整理でき、資金計画等の相談もすることができました。

- なるほど。まさに「身の丈」だったから一歩を踏み出せたわけですね。


山口    最近「起業」は一種の流行りになっている感じですが、私の場合は起業が目的ではなく、やりたいことが決まっていて、それをどうやってビジネスベースに載せればいいかということでした。
   フラワーデザイナーとしてお勤めしたくてもいつも勤め先が見つかるわけではないし、そのうち社長よりも年上になって、先方にとっては使いづらい存在になってしまうでしょう。独立して自分で新たに仕事を掘り起こしていかないと、将来的には厳しいと考えていました。
   先々は親の介護の問題なども出てくるでしょうから、「このタイミングで起業すれば、あと数年は集中してやれるだろう」と逆算して起業に踏み切ることにしたのです。





プロフィール

山口啓子さん 
[ Blanc-design ブランデザイン主宰 フラワーデザイナー ]

1992年U.GOTO.FLORIST入社後、外資系ホテルでブライダルを中心とした花装飾を担当。フラワースクール講師を経て、2005年よりフリーランスで活動する。花を中心とした各種ワークショップの企画開催と多岐にわたるオーダーフラワーの提供をしている。花仕事で培われた感性と直感力を生かし、カラーセラピストとしても活動中。詳しい事業内容や最近の仕事についてはhttp://blancpoint.com/

(取材:萩谷)