SOHO社長の体験記

一風変わったコンサル会社に入社 20年以上地域に関わり続けた 

ラックでの仕事は田舎での観光振興関連が多かった。勝沼でフットパスのルートづくりをしているところ。
 

- 上垣さんはFacebookのプロフィールを見ても、 地域計画コンサルタント、みつばちファーム ミツバチガウチョ、Stamp- UeGakkin ハンコ職人と、知り合って長い私でも何をしている方なのか正体を掴みづらいところがあるのですが(笑)


上垣    これまでは会社に所属しながらの兼業SOHOでしたが、今年は自分で会社を作る予定です。あきる野市でクラフトツーリズムを提供する組織を作って、そこからまた広げていこうと考えています。
   卒業して最初に勤めたのが株式会社ラック計画研究所で、そこに22年間いました。僕が生まれた次の年、昭和44年に創業し、45年後に幕を閉じたことになります。観光学者の鈴木忠義先生が東京大学の教え子を集めて作りました。社長には林学で大学院を出て、アメリカに渡って国立公園の施設設計をしていた三田さんが、先生に呼び戻されてついたそうです。国立公園の中に自然休養村を作るというようなコンサルができる会社は当時なくて、大学に話が持ち込まれていたのです。それを起業化できないかということと、ちょうど学生運動が盛んな時期で、学内で仕事ができなくなったことから会社を作ってしまったんですね。

- かなり変わった会社ですね。上垣さんは大学では何を学ばれていたんですか。


上垣    建築学です。ラックとはL(landscape)、A(Architecture)、C(Civil Engineering)で、造園建築土木ですから。

 
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プロフィール

上垣智弘さん 
[ 地域計画工房コイル:コンサルタント ]

大学・大学院で建築学を専攻し、卒業後は観光分野の老舗コンサルティング会社である株式会社ラック計画研究所に所属。地域計画コンサルタントとして多くの経験を積み、ボランティア活動でも人脈を広げた。写真撮影、料理、消しゴムはんこと多彩な腕前を持つ。ラックとはLAC:L(landscape)、A(Architecture)、C(Civil Engineering)の意。同社が一昨年解散し、今年は新会社を立ち上げようと始動中。

(取材:萩谷)