SOHO社長の体験記

ハードな状況の中にいる ビジネスマン対象のエステをしたい 

加齢のお手本であるターシャ・テューダーを、山下さんが筆をとって描いた絵。
 

- お仕事の上で、最も大切にしていることは?


山下    まずビューティシャンが自己管理できていて美しく生きてないと、施術を受ける気になりませんよね。2016年3月8日にオープンしたとき私は70歳でしたが、これからどう生きるかということに希望を持っているし意気込みもあります。それは自分の加齢に対して「ターシャ・テューダー」*という目標があるからです。絵本を描く職業人でありながら広大な庭でガーディナーとして仕事をし、季節を味わい、その時々でベストを尽くして人生を楽しみ92歳で亡くなりました。私も彼女のように活きた歳を重ねたいと思います。
   老齢化と言う言葉による加齢をいたずらに恐れず、「歳なんだから仕方がないわ」と放置もしない。これまでに過ぎた時間と経験は認めながら、その時の自分にふさわしい印象を整えていくのが印象エステです。技術者とお客様の共同作業であり、印象がもたらすその結果をお互いに喜び合えるものだと考えています。

- これから新たにおやりになってみたいことは?


山下    男性へのエステです。特に企業に勤める男性は疲れています。印象エステは表情筋に働きかけて歪みや癖を取り除き、リフトアップして明るい表情になります。名刺を差し出す時、実は自分の印象を添えていることになるんですね。これまでも男性に施術してきましたが、女性よりも反応が良く生き生きとします。出かけるエステと言いますか、企業に出張して、事務所の椅子でできる範囲の男性の印象エステをやってみたいですね。
   特に営業職の男性は周りに好印象を与えることは大事ですし、社員管理の一環として(イメージ戦略)企業が印象エステに関わってくださることを目指しています。そういった企業がぜひ増えてほしいです。どこでも通用する品性と成熟を、技術で提案したいのです。


注*ターシャ・テューダー(1915−2008年):アメリカの絵本画家・挿絵画家・園芸家(ガーデナー)・人形作家。彼女の描く絵は「アメリカ人の心を表現する」絵と言われた。50代半ばからバーモンド州でガーデニングをしながら自給自足の暮らしをし、そのライフスタイルが日本でも人気を集めている。




プロフィール

山下和子さん 
[ ビューティラボ・プラチナスペース主宰 ライフビューティシャン ]

エステに関して海外の技術を含む主要な資格を取得し、1990年に兵庫県西宮市に最初のサロンをオープン。後に拠点を京都に移し遠隔地への出張エステも含め、独自性を目指すエスティシャンとして活躍しながら、美容関連資格や特許の取得を行う。家族と同居のため住まいを関西から関東に移し、落ち着いた雰囲気が気に入って現在は三鷹に。2016年にビューティラボ・プラチナスペース(印象エステ)で新たに起業を果たす。
http://platinumspace.jimdo.com/

(取材:萩谷)