SOHO社長の体験記

負担を軽減し効率化するため 考え抜いて自作した制作環境 

モニタの3面使いで、画面の切り替えなしの作業環境を整えた。理想的な位置にキーボードを据えるために机も自作している。
 

- とてもすてきな仕事場ですね。


榎本    パソコンのモニタは3面あって、Web用、ファイル管理用などに振り分け、いちいち画面を切り替えないで済むようにしています。ずっとこれが可能なスペースがほしかったのです。
  疲労軽減と作業のスピードアップのためにも、合理的な環境の中で仕事をするのは大切なことです。作業の負担を減らすことにはすごくこだわっていて、ショートカットがワインクリックでできる左手デバイスを使い、椅子に座った時に二の腕が体に対して90度になるように机は自作しました。椅子はハーマンミラー社のアーロンチェアに自分でヘッドレストをつけ、体に負担がかからないよう工夫しています。椅子は家具の中で最も重要なものですし、自分と地面の間にあるものには手を抜かないことが健康維持のためには大事なことだと考えています。
  このように制作環境をとことん「KAIZEN」(改善:今では国際共通語となっている)」することについては、前職の経験が役に立っています。

- 榎本さんがお仕事をする上で、一番大切にしていることは何ですか。


榎本    「この人に頼んでよかった」と思っていただけることが次の仕事につながると思っているので、仕事の質を上げていく努力をルーティンワークに組み込むこと、さらに未来のために新しいことを開拓していくこと、心身の健康を保つ自己管理、そこまで含めて業務なのだと思っています。
   特にフリーランスは自分で自分を律していく必要があります。ぼくは絵を描くことで社会と関わっているわけですが、自分なりのルールを作って守るようにしています。





プロフィール

榎本よしたかさん 
[ イラストレーター・法廷画家 ]

和歌山県生まれ。子供の頃からずっと絵を描き続けてきたが、いったん社会人としての経験を積むために家具デザイナーとして就職。2002年にイラストレーターとして独立開業した。法廷画を依頼されたことがきっかけで、TV用イラストも多く手掛け、出版・広告等でも幅広く活躍。自伝的エッセイ漫画「トコノクボ くじけない心の描き方」(マイナビ文庫)も出版した。。
http://yoshitakaworks.com/

(取材:萩谷)