SOHO社長の体験記

自分の内なる良心に照らし 恥じることのない仕事をしていきたい 

ヘッドレストを自分で付け加えたハーマンミラー社のアーロンチェアで、座り仕事でかかる体への負担を極力減らしている。
 

- ご自分なりのルールとは?


榎本    ギャンブルやアダルト産業、新興宗教関係の仕事はお受けしていません。また人を中傷する内容のイラストは描かないことにしています。誰かをサンドバック代わりにして鬱憤を晴らすのは好きではありませんし、人を傷つけるためにこれまでずっと絵を描いてきたわけではないからです。がんばって磨いてきた能力は、人の幸せにつながる有意義なことに使っていきたい。
  特に人の親となってから、子どもに胸を張って言えない仕事はするまいと、さらに自分を律するようになりました。

- これからやってみたいことはありますか。


榎本    現在もやらせていただいている教育関係のイラストの仕事をもっと増やしていきたいですね。また、JICAなどの国際機関のプロジェクトにイラストで関わることができたらいいなと考えています。Webに掲載した漫画「トコノクボ」*にもかなり反響を頂いたので、今後も漫画を描いていこうと思いますし、絵を描く能力を利用して、何か社会的に有益なアクションを起こしていきたいと考えています。

- プロダクション形式にはしないのですか?


榎本    たまに「事業規模を大きくしないのですか?」というご質問をいただきますが、どうもぼくは人を使う立場というのが苦手みたいです。アシスタントを使ってみたことはありますが、やっぱり自分でやりたくなってしまうんですね。ですから、このままのスタイルでいきたいと思っています。





プロフィール

榎本よしたかさん 
[ イラストレーター・法廷画家 ]

和歌山県生まれ。子供の頃からずっと絵を描き続けてきたが、いったん社会人としての経験を積むために家具デザイナーとして就職。2002年にイラストレーターとして独立開業した。法廷画を依頼されたことがきっかけで、TV用イラストも多く手掛け、出版・広告等でも幅広く活躍。自伝的エッセイ漫画「トコノクボ くじけない心の描き方」(マイナビ文庫)も出版した。。
http://yoshitakaworks.com/

(取材:萩谷)