SOHO社長の体験記

在職中に取得した2つの資格を使って 定年の1ヵ月後に事務所を開設 

ご自宅の一室をローコストで居心地良く整えて、行政書士事務所に改造した。
 

- 竹内さんは起業される前、JAに勤務されていたと伺いました。


竹内    2016年3月に定年を迎えるまで、JA東京むさしに38年間勤めました。転勤はありませんでしたが、そのかわりJAの金融と経営全般を経験しています。渉外(営業)も10年ほど担当し、いろいろな方にお会いすることができました。

- 行政書士やファイナンシャルプランナーの資格は、いつ頃取得されたのでしょう。


竹内    もともと私は、大学で専攻した会計をもっと学びたくて就職先にJA(当時は農協)を選んだのです。最初に取った資格は、業務で必要な宅地建物取引主任者(宅建)の資格でした。31歳の時です。挑戦するのが好きなのでそれで勉強に弾みがつき、法律への興味から行政書士を、さらにファイナンシャルプランナーの資格を取りました。これらの資格はJAでも大変役に立ったと思いますし、将来的にはそれらの資格を使って、人にアドバイスもできるといいなという気持ちでした。

- 定年延長(嘱託)という選択肢もあったと思うのですが、あえて起業を選ばれた理由は?


竹内    JA東京むさしでは、定年後の進路を半年前に決めなければなりません。ですから、私も1年前から「これからどうしようか」と考えて準備を始めました。
   会社からは「定年延長をしませんか」というお話もあったのですが、自分としては、これから先70代80代になっても仕事がしたい。それならば自由業の方がよいだろうし、起業するなら定年延長後の65歳よりも、気力や体力の充実している今ではないかと思ったのです。

 
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プロフィール

竹内健一さん 
[ ユーカリ行政書士事務所代表 行政書士・ファイナンシャルプランナー ]

中央大学商学部で会計学科を専攻。卒業後はJA東京むさしで15年間金融業務に携わったのち、総務・企画で法務、決算税務、総会、広報、企画業務の経験を積む。並行して宅建、行政書士、ファイナンシャルプランナーなどの資格を取得。2016年3月の定年を機に、今までの業務のノウハウを活かして起業。自宅で「ユーカリ行政書士事務所」を立ち上げ、三鷹産業プラザのミタカフェをサテライトに活動中。
http://www.yuukari.co/

(取材:萩谷)