SOHO社長の体験記

造形工作の技を活かして お金をかけず身の丈で起業 

自宅の2階にある岸下さんのオフィス。デスクまわりにも造形物が。
 

- ベンチャーカレッジを受講されてみて、いかがでしたか。


岸下   会社員時代にはものを作ることしかしていなかったので、自営になるということについては、不安だらけでした。前田塾長をはじめ、講師の方々のレクチャーはとてもためになりました。特に自分のやりたいことをどう事業に落とし込んでいくか、マネタイズするか、その仕組みをわかりやすく教えていただいたのが大きかったです。そういう本を読んでも難しいじゃないですか。それまでは10ページくらい読んでは諦めていたのですが、いざ受講してみるととてもわかりやすかったので、起業時の不安は払拭できました。
  さらに、卒業後も経営相談にすぐ対応していただけるので、今も不安なことやわからないことがあったら、その都度活用しています。突然伺って相談に乗っていただいたこともあり、たいへんありがたいです。

- 岸下さんが起業にあたって、最も重要視されたのはどのようなことでしょう。


岸下   やはり「身の丈から始める」ということですね。自宅兼オフィス兼工房という形でコンパクトにスタートしたのも、今持っている資源を最大限に活用しようと考えてのことです。工房も自分で作ったので、ほとんど資金はかかっていません。資金的に無理をしたくなかったというのもありますが、工房の細部まで把握しておきたかった。それには自分で作ってしまうのが一番です。

- 小さなものから大きなものまでご自分で作れるのは、大いなる強みですね。







プロフィール

岸下顕師さん 
[ アースリートデザイン代表 造形工作師 ]

奈良県生まれ。多摩美術大学卒業後、ディスプレイ制作会社にマネキン造形デザイナーとして12年間勤務。自転車のカスタムなどを手がけ始め、2016年4月に起業。1年間のダブルワークを経て、2017年3月に退社して独立。アクティビティとクリエイティビティをテーマにした造形工作専門のデザイン工房「アースリートデザイン(ARTHLETE DESIGN)」を運営する。主な事業は自転車のカスタムとデザインを専門に行う「アースリート バイシクル」や造形工作ワークショップなど。https://ameblo.jp/earthlete006/

(取材:萩谷)