SOHO社長の体験記

失敗はものづくりにつきもの 必ず次へのステップになる 

造形工作ワークショプのために試作したスケードボード。オフィスの壁面に飾ってあった。
 

- お仕事をしていく上で、一番大切にしていることは何ですか。


岸下   私はお店に行くと、ものを買うというよりも「これは作れるんじゃないか」という発想になってしまいます。溶接もしますし、たいていのものは作ることができます。完成品が売っているのに、わざわざものづくりをするのは、ちょっと時代を巻き戻して原始的な生活をすることになります。でも、それが楽しいんですよ。
自分自身も工房が提供するサービスのユーザーの一人と考えて、お客様と一緒に感動できるモノやサービスを提供できればと考えてきます。

- これから新しくやってみたいことは?


岸下   造形工作ワークショップをさらに充実させることです。テックショップ東京ではプログラミング教室とコラボして、プログラミングで動く本体を工作する教室をやっているのですが、これからは自分のテーマである「スポーツを通したアクティビティ」に特化した造形工作イベントに力を入れたいです。

- 最後に、これからものづくりで起業を考えている方へのメッセージをお願いします。


岸下   私もそうですが、ものづくりの過程は失敗の連続です。でも失敗からは多くを学ぶことができ、その経験は資産となって必ず次につながります。何も作らなければ失敗もしませんが、経験も得ることができません。
  何かを達成しようとするなら、とにかく作り続け、動き続けることだと思います。

<了>
 




プロフィール

岸下顕師さん 
[ アースリートデザイン代表 造形工作師 ]

奈良県生まれ。多摩美術大学卒業後、ディスプレイ制作会社にマネキン造形デザイナーとして12年間勤務。自転車のカスタムなどを手がけ始め、2016年4月に起業。1年間のダブルワークを経て、2017年3月に退社して独立。アクティビティとクリエイティビティをテーマにした造形工作専門のデザイン工房「アースリートデザイン(ARTHLETE DESIGN)」を運営する。主な事業は自転車のカスタムとデザインを専門に行う「アースリート バイシクル」や造形工作ワークショップなど。https://ameblo.jp/earthlete006/

(取材:萩谷)