SOHO社長の体験記

中国語通翻訳の収入をベースにし 自由に企画・執筆ができる体制に 

個人事業者のパーソナルブランディングや営業についての講演を依頼されることも多い。

- 文章もイラストも手がけられていますが、そちらはどういうきっかけで始められたのですか?


たかぎ   大学時代に、中国旅行に関するタブロイド紙で編集や翻訳をしたり、4コマ漫画や文章を書いたりしていました。それで、会社員時代にも兼業でも住宅系の雑誌などに文章を書いていて、「住宅の地震対策のイラストが足りない」というので描いたのが、私のイラスト・デビューです。どこで誰がどんな風に見ていてくれるかわからないものですよね(笑)。

- 多才ですよね。コミックエッセイも、落語や大人のダイエット、お片づけ、着物とさまざまな分野にわたっています。


たかぎ   私は大人になって自分がADHDという発達障害だということが診断されたのですが、私の場合は同じことをずっと繰り返すのが大の苦手なのです。そのかわり、自分の興味が向いたタイミングでその分野の人につながり、「この人とあの人と私でこういうものを作れる」と企画を立て、お金を出してくれる人を探すのは得意です。ただし飽きやすいので、持ち込んだ企画が2年後に通った時には、すっかり熱が冷めていたこともあります。   好きな書きものがマイペースでできるように、ベースとなる収入は中国語の工業翻訳で得ています。また、自分の好奇心に沿った仕事はプライスレスで、頼まれ仕事は最低時給を決めてそれ以下では受けないようにしています。そうすれば、たとえ意に添う仕事でなくても割り切れます。収入の柱がいくつかに分かれていて違う業種のお客様があると、相互にミックスして仕事が広がっていきます。





プロフィール

たかぎりょうこさん 
[ 東京高木良子事務所代表、(社)日本トータルビジュアルブランディング協会 理事長 コミックエッセイ作家 中国語通翻訳者 ]

大学で中国語を学び、北京に留学。大学院在学中に台湾系スピーカーメーカーに入社し、東京事務所を一人で立ち上げる。同社が撤退したのちは日本企業の中国部門、IT系ベンチャー企業などで働く。2005年に家を建てると同時に独立。中国語の通訳・翻訳者として活動しつつ文筆業・イラストなどの仕事を始め、興味の赴くままに活動領域を広げている。現在は、執筆と講演活動が中心。パーソナルブランディングや就活アドバイザーも行っている。
 http://www.takagiryoko.com/

(取材:萩谷)