SOHO社長の体験記

自社の株式を売却し 三鷹で新たなビジネスに着手 

港区芝大門のオフィスビルにある鳥商日本株式会社のプレート。すでに会社はこちらに売却済み。

- 会社の所在地は港区なのに、なぜお一人でSOHOプラザA*1に入所されたのでしょうか。


前田   ECとtOriPayの商売はすでに他の人に譲りました。私は役員として会社から報酬をもらう形になっています。だから会社の所在地が港区になっているのです。
  次に新しくビジネスを始めるにあたっては三鷹市内に拠点を置こうと思い、シェアオフィスを探しました。固定費は極力抑えたいので、家賃は安い方が助かります。

- これから前田さんが新たにやろうとされていることとは?


前田   新しいギフト市場を作ることです。日本の食品業界では、パッケージに表示してある消費期限や賞味期限までの期間の3分の2を過ぎてしまうと廃棄する慣習になっています。だから廃棄量が多大です。たとえば賞味期限が半年間のお菓子なら、まだ2ヶ月あるのに廃棄してしまう。もったいないですよね。これを活用して、「ミーティングすっぽかしてごめん」「この間手伝ってくれてありがとう」などといった「ちょっとしたお詫びやお礼の気持ち」を伝えるECギフトにしたいのです。

- 廃棄される食品をギフトにですか?


前田   ちょっとしたお詫びに、例えば現金で1000円もらうのと、1000円相当のお菓子にメッセージが添えられているのと、どちらがうれしいですか? 現金では自分が安く見積もられた気がするのではないでしょうか。ギフトなら気持ちが和みます。この分野への贈り物のニーズは大いにあると思っています。


*1 SOHOプラザA
http://www.msoho.net/splaza/index.html




プロフィール

前田史門さん 
[ 鳥商日本株式会社 代表取締役 ]

高知県出身。国際基督教大学(ICU)入学のために上京。大学に通いながら家電量販店への派遣で働いていた時の経験をヒントに2016年5月に起業する。鳥商日本株式会社を立ち上げ、その後会社の株は売却して役員として報酬を得る立場に。2017年10月にSOHOプラザA に入居。 tori.asia

(取材:萩谷)