SOHO社長の体験記

顧客の世代交代を見極めて 20年を期に一区切りをつける 

退去直前、だいぶ書類が少なくなったブースで記念撮影。

- お仕事を整理され、パイロットオフィスを退去されることを決められたのはいつ頃ですか?


永井   今年(2017年)の8月頃ですね。

- それには何かきっかけがおありだったのでしょうか。


永井   昔からお付き合いのある先生方が65歳で定年を迎えるようになり、アルバイトで週に2、3回診察して悠々自適の生活という人が増えてきました。これまでも先生やメーカーの人たちと年2回旅行に行ったりしているので、そろそろ先生方に合わせて遊びの方でのお付き合いに移行しようかと。ちょうど20年だし、これを一区切りにしようかなという気持ちになりました。
  システムを新規導入したら、更新を繰り返しても20年がメドというところです。それ以上は延びない。大先生が引退して若先生になると、昔のやり方への反発もあるでしょう。そういう意味でも20年はキリが良いのではないかと思います。

- お子さんに事業譲渡されたりはしないんですか?


永井   その予定はないです。子供達は全員医療関係に就職したので、何か役に立てればいいなとは思いますが。真ん中の息子はS社に入って、だいぶ売上もあげて役員のようになっています。でも、私とは売り方はだいぶ違いますね。我々は先生方のところへよく出かけて行きましたが、今は代理店にくっついて回っている感じです。時代も変わってきているし、子供達には子供達のやり方があるのだと思います。





プロフィール

永井実重さん 
[ メディカルシステム・ナガイ代表 ]

ティアック、センチュリーメディカル、ミネベア、ティアックと医療分野の会社で転職をしながら経験を積む。1994 年ティアックを55 歳で早期退職。八王子の自宅で医療分野の画像をデジタルファイリングするシステム構築のためのコンサルタント業を起業し、1998年12 月*SOHOパイロットオフィスの開設時に入居。20年間のパイロットオフィス生活に区切りをつけ、2018年11月末日に退去された。

(取材:萩谷)